TOKYO FMの音声サービス「AuDee(オーディー)」にて配信中の番組「山田玲司とバグラビッツ」。漫画家・山田玲司と俳優・伊澤恵美子が、カルチャーやニュースをもとに“恋愛”を分析していくトーク番組です。3月13日(日)の配信では、Netflixのリアリティ番組「ラブ・イズ・ブラインド」にみる“ルッキズム”について分析しました。

「山田玲司とバグラビッツ」
◆内面と声だけで恋愛はできるのか?
婚活リアリティ番組「ラブ・イズ・ブラインド ~外見なんて関係ない?!~」がNetflixで配信され、全世界で話題を呼びました。好評を受け、同作のブラジル版と日本版も制作されています。山田は番組の内容について解説しました。
山田:番組はアメリカ版、日本版、ブラジル版があります。「ポッド」と呼ばれる個室に入れられて、相手の姿がまったく見られない状態で、声と会話のみで10日間デートを重ね、恋愛ができるのかを検証する番組です。
伊澤:好きになって、「この人と結婚ができるのか」ということを考えるんですよね。
山田:そう。リアリティショーなんですけども、「結婚相手を見つけるドキュメンタリー」なんですよね。(番組は)お互いがいい関係性になったら、初めてお互いの姿が見える仕組みです。
山田は番組について「今までは第一印象が外見だったけれど、内面と声だけで恋愛はできるのかを問う“社会学実験”です」とコメントしました。

(左から)伊澤恵美子、山田玲司
◆日本版はアメリカ版とどう違う?
山田は「ラブ・イズ・ブラインド」のアメリカ版を、伊澤は日本版を視聴済み。国によって番組内容に差はあるのでしょうか?
山田:アメリカ版だと「壁をハグしてるわ」っていうやり取りがあるんですよ。ポッドのなかで相手の姿が見えない状態で話が盛り上がっていくうちに、「君に触りたいよ」「私もあなたを抱きしめたいわ」みたいな話になって、「今、壁を抱きしめているわ」って(笑)。面白いですよね。ラテン系の方がいっぱい出てくるので本当にファンキーです。
伊澤:それで言うと、日本版はカラッというよりかはしっとりとした感じなんですよ。お手紙を書いたり本を渡したり、ドーナツをあげたりします。「源氏物語がDNAにある国だなあ」って感じが観ていてすごくしましたね。キスした方もほとんどいないんですよ。
山田:「やっと会えたね」で、まずキスじゃないの?
伊澤:キスしたのは1組ぐらいだったと思います。
アメリカ版では二股しているのをバレた男性が、女性に問い詰められるシーンがあったと山田は語りましたが、日本版では女性同士が衝突することはほとんどなかったそうです。
伊澤:(笑)。日本は帰国子女同士で取り合うシーンはありましたけども、円満でしたよ。みんな、なんとなく“空気”を読んでいるんだろうなあ。
山田:(日本は)奪い合いっていうのを避けるカルチャーですからね。
次回の3月20日(日)配信分は、映画「シラノ」にみる“ルッキズム”について分析します。
<番組概要>
番組名:山田玲司とバグラビッツ
配信日時:日曜22:00配信
パーソナリティ:山田玲司、伊澤恵美子
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/100000214