きゃりーぱみゅぱみゅがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~」(毎週日曜12:30~12:55)。この番組では、きゃりーが自身の趣味や興味のあることについて語ったり、いま輝いているゲストをお迎えしたりしながら、さまざまなエピソードを1冊の本に見立て、紐解いていきます。
今回の放送では、所属事務所の後輩でもあるアイドルグループ「SWEET STEADY」から音井結衣さん、塩川莉世さん、山内咲奈さんをお迎えしました。
(左から)塩川莉世さん、山内咲奈さん、音井結衣さん、パーソナリティのきゃりーぱみゅぱみゅ
◆「SWEET STEADY」の素顔に迫る
FRUITS ZIPPERやCANDY TUNE、CUTIE STREETなどが所属する「KAWAII LAB.」の女性アイドルグループ「SWEET STEADY」。2024年3月に「始まりの合図」でデビュー、今年2月にリリースした「SWEET STEP」がSNSを中心にバズり中です。SWEET STEADYの大きな特徴の1つは、メンバー全員が過去にアイドルとしての活動実績を持つことです。
水色担当のおゆいこと、音井結衣さんは、他グループからの移籍という形で加入しました。その根底には、きゃりーへの強い憧れがあったといいます。「元々はきゃりーさんに憧れて、ASOBISYSTEMがすごい憧れの事務所で、まさかお声をかけていただけるとは思ってもいなくて」と語る音井さんは、かつてきゃりーの楽曲をカバーしたこともあり、中田ヤスタカさんのサウンドの大ファンだそうです。憧れの存在を目の前にして喜びを隠せない様子でした。
一方で、紫担当のりせぴこと、塩川莉世さんは、アイドルの道を諦めかけた過去を持ちます。前に所属していたグループ解散後、フリーでの活動を経て「アイドルはちょっともういいかなって思っていた」という彼女。しかし、お世話になっている方からの言葉が彼女を再び突き動かしました。「今度こういうグループがASOBISYSTEMからデビューする予定、みたいなお話をもらって。その方から『後で後悔するんだったら、いまやったほうがいいよ』と言ってもらって始めました」と明かします。
黄色担当のさきなてんこと、山内咲奈さんもまた不完全燃焼の思いを抱えていた1人でした。大阪でのアイドル活動から上京を経て、ステップアップのために前グループを卒業したものの、半年ほど次の事務所も決まらず悶々とする日々が続いたといいます。そうしたなかで、FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEのライブを観る機会に恵まれます。
「KAWAII LAB.のアイドルって、今まで私がいたアイドルとはちょっと違って新しく感じて、『こんな事務所で自分もアイドルができたらすごい楽しいかも』と思ってオーディションを受けました」と振り返ります。「ライブが好きでファンを愛する気持ちが強かった」からこそ、「ステップアップするには環境を変えなきゃいけないんじゃないかって、結構悩んで卒業したので、アイドル活動がまだ不完全燃焼だった」と山内さん。そんな強い渇望が、彼女を今の場所へと導きました。
(左から)塩川莉世さん、音井結衣さん、山内咲奈さん
◆三者三様の際立つ個性と、グループ内での役割
番組内では、3人のユニークなプライベートや担当についての話題にも及びました。アメリカ・ケンタッキー州に5年間在住していた経験を持つ音井さんは、英語が堪能な「インテリ英語担当」であると同時に、最近ではメンバーのまとめ役も担っているといいます。
「みんないろいろと思っていることがあるので、それを個々に聞いたりとか、グループ内で話しているときは最終的にまとめて、議事録も作成して送る」と話すと、きゃりーも「素晴らしいことだよね。グループの風通しを良くしているよね」と大絶賛。
「歌姫」と称される塩川さんは、自他ともに認める「ポジティブ担当」で大のディズニー好き。ラジオの前日にも母親と東京ディズニーシーを訪れたエピソードを明かし、混雑する園内でアプリを駆使してアトラクションを楽しむ行動派の側面を披露しました。
最年少の山内さんは、ただの最年少ではなく「スター最年少担当」を名乗ります。過去の生誕祭では星のコスチュームを身にまとったというおちゃめな一面を持ちつつ、個人TikTokでの飾らないトーク動画が女性ファンの間で高い人気を博しています。
◆SNS総再生6億回突破、念願のアリーナへ
現在、彼女たちの快進撃は数字となって現れています。今年リリースされたサードシングル「SWEET STEP」がTikTokを中心にSNS総再生回数6億回を突破しました。この大バズりについて塩川さんは「共演者さんたちも結構TikTokとかで踊ってくれたり、ご挨拶をさせていただいたときに手振りをしながら踊ってくださったりして、みんな知ってくれているんだなって」と、実感を噛み締めるように語ります。
この勢いのまま、SWEET STEADYは次なるチャプターへと進みます。2026年8月23日(日)には、グループ初となるアリーナワンマンライブ「SWEET STEADY ARENA LIVE 2026 -SUMMER-」をぴあアリーナMMで開催することが決定。まだメンバー内でのミーティング段階ではあるものの、塩川さんは「やりたいこととか、叶えたい夢がたくさんあります。前回の幕張メッセでできなかったことが、どんどん形になっていくと思うとすごい楽しみ」と胸を躍らせます。
◆アイデンティティを形作った、忘れられない作品と存在
最後に、番組の定番コーナー「背中を押してくれた作品」として、3人がそれぞれ影響を受けた作品を挙げます。まずは水色担当の音井さんが「本当にこの曲にいっぱい背中を押されました」と挙げたのは、目の前にいる先輩・きゃりーぱみゅぱみゅの楽曲「もんだいガール」でした。
自身の生誕祭でもカバーするほど愛してやまないこの曲は、単に聴くだけでなく、ステージで自らパフォーマンスをすることにもこだわったといいます。「ダンスもやりました」「ちょっとだけなんですけど、リズムの取り方とかもめっちゃ素敵だから、すごい踊りたいなと思って」と興奮気味に語ります。
続いて、紫担当の塩川さんが挙げたのは、人生の大きな分かれ道にいた当時に投げかけられた言葉です。今の所属事務所に入るのを迷っていたときに覚悟を決めさせたのは、とある関係者の「アイドルができるのは今しかないんだよ」という一言でした。この言葉が「ビビビッと響いて、すごく背中を押されました」と振り返ります。塩川さんは、「ダメなところをきちんと言ってくれる大人の方は信頼できます」と、自分と向き合ってくれる周囲の大人への深い信頼を言葉ににじませました。
一方で、黄色担当の山内さんは、自身の「お母さん」を挙げます。幼少期の頃は活発で自分に自信があるほうでしたが、成長するにつれて自信をなくしてクヨクヨと思いつめてしまう日が多かったそうです。そんなもろい彼女の心を力強く支えてくれたのが、関西出身の母親でした。
「クヨクヨしなさんな!」「泣く暇があったら、自分でどうにかしなさい」という深い愛情に満ちたエール。この母親の厳しくも温かい教えによって「嫌なことがあっても、あまり落ち込んだりとかクヨクヨしなくなりました」「強いタフな心を持てるようになりました」とさりげなく感謝を伝えました。
<番組概要>
番組名:CHINTAI presents きゃりーぱみゅぱみゅ Chapter #0 ~Touch Your Heart~
放送日時:毎週日曜 12:30~12:55
パーソナリティ:きゃりーぱみゅぱみゅ