アニメ「【推しの子】」MEMちょ(めむちょ)役でも知られる声優・大久保瑠美がメインパーソナリティをつとめる、TOKYO FM がお送りするポッドキャストポータルサイト「TOKYO FM ポッドキャスト」の配信番組「大久保瑠美 321ヘルツのじかん」(毎週水曜18時配信)。マンスリーパートナーや週替わりのゲストとともに、愛しているもの、こだわり、好きなことなどについて語り、「321ヘルツ」という特別な周波数でしか聴けないような、ここだけのトークをお届けします。
今月のマンスリーパートナーは、声優の小林大紀さんがマンスリーパートナーを担当。
今回の配信では、日向坂46の元メンバー・高本彩花さんが登場。フリー転向後の活動や、現在ハマっている“推し活”について語ってくれました。
(左から)パーソナリティの大久保瑠美、ゲストの高本彩花さん、マンスリーパートナーの小林大紀さん
◆フリー転向後はさまざまな仕事に意欲
1998年生まれ、神奈川県出身の高本さん。2016年にけやき坂46の1期生として活動をスタートし、グループ名が日向坂46へ改名されたあとも8年間にわたり活躍しました。2024年にグループを卒業し、今年4月からフリーでの活動を始めています。
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もともとアイドル時代から「自分で決めて進めるのが好き」だったという高本さん。卒業後は「やってみたいことは全部やってみたい」と語り、フリーという選択をしました。恐れるよりも好奇心が勝ち、「怖いことないなって思うぐらい。なんでもチャレンジしたいタイプです」と笑顔を見せます。
アイドルを目指したきっかけは、観客として見たライブでした。「ステージに立ってみたい」という憧れからオーディションを受け、思いがけず合格。活動を重ねるなかで「常にやりたいことが見つかって自分が変わったし、すごくいい経験でした」と振り返ります。
卒業後には、しばらく充電期間を取りました。「8年間駆け抜けたので、“長めの夏休み”をもらおうかなと思った」と語り、スケジュールに縛られない生活を送りながら、次の一歩をじっくり考えたといいます。
高本さんは現在、バラエティやラジオといったトーク中心の活動に意欲を示しています。自身も「喋ることが好き」で、配信などで楽しんでいると明かします。
「私がフリーになって不安な気持ちを抱えているファンもいると思うんです。だけど、“ここまでできるんだよ”と見せていきたいので、ファンクラブだけじゃなくいろんな仕事を挑戦したいです」と強い決意を口にしました。
ファンクラブ運営も本人主導でおこない、グッズやイベントはファンの意見を取り入れて決定。なかでもオンライン飲み会は思い出深い体験だと振り返り、「最初は30分ぐらい、10人ぐらいと私でやったんですね。そうしたらお酒も回ってきたのかファン同士でも話すようになったのですごく楽しかったですね」と声を弾ませます。
この発言を受け、パーソナリティの大久保は「身近に感じられるイベントが開催できるのは、フリーでやっているファンクラブのいいところかもしれないですね」とコメントすると、高本さんも同調し、「いつでも近くにいると感じられるような、それぐらいの存在感になれるように活動しています」と語りました。
そんな高本さんが現在ハマっているのは、「アイドルのライブに行くこと」です。「自分が経験したのもあって、裏側もなんとなく想像ができるんですよね。ステージで踊ってくれているだけで“ありがとう”って気持ちになります」と話し、自らも観客として推し活を楽しんでいます。新人アイドルの姿に自分の過去を重ね、応援したくなる瞬間も多いと語ってくれました。
◆第48回を迎えた企業対抗イベントとは?
番組内では、私たちの住む街の「ちょっといいこと」に周波数を合わせるコーナー「チューニングタイム」を実施。今回は、三井不動産の住田さんが登場。「企業イベント」に関するクイズを2つ出題しました。
【問題①】1974年の竣工以来、新宿三井ビルディングではワーカー向けのとあるイベントを開催。そのイベントとは?
「新宿三井ビルディングのテナントが参加できるイベント」「夏祭りで見かけるもの」「テレビでも同様のイベントが放送されることもある」「参加者たちが腕を競う」というヒントを頼りに、3人は問題に挑戦。マンスリーパーソナリティの小林さんが「カラオケ」と回答し、見事一発で正解を導きました。
イベントの正式名は「新宿三井ビルディング 会社対抗 のど自慢大会」。今年の開催で第48回を迎えます。「参加者は1社につき3チームまでなので、社内選考がおこなわれているそうです。歌唱力だけなく、演出や応援などもあって、一丸となって盛り上がります」と住田さんは説明しました。
【問題②】のど自慢大会では、オフィスでの実施ならではの演出があります。紙吹雪を舞わせるために使われる“あるもの”とは?
この問題は、ヒントの前に大久保が「シュレッダー」と答え、見事正解! のど自慢大会の紙吹雪では、環境に配慮して使用済みのシュレッダー紙を使用しています。住田さんは「企業さんによっては、この大会のためにシュレッダー済みの紙を溜めていらっしゃいます。それほど期待度の高いイベントになっております」と解説しました。
番組では他にも、高本さんがフリーを選択した理由、朗読劇「また、桜の国で」の出演について語る場面がありました。
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音声版「大久保瑠美 321ヘルツのじかん」
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<番組情報>
番組名:大久保瑠美 321ヘルツのじかん
配信日時:毎週水曜 18:00配信(予定)
パーソナリティ:大久保瑠美