SUPER BEAVERがパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ビーバーLOCKS!」。2025年2月7日(金)の放送では、1月に発売した『アイラヴユー』のアナログレコード盤についてトーク。レコードの思い出や制作にかけた想いについて語りました。
SUPER BEAVER(左から上杉研太、藤原広明、渋谷龍太、柳沢亮太)
――渋谷「レコードで出るのはなかなか嬉しい」
渋谷:SUPER BEAVER 20周年企画の一環で、メジャー再契約後にリリースしたフルアルバム3枚をレコードでリリースするということで、第1弾『アイラヴユー』が1月に発売されましたー!
全員:ありがとうございます!
渋谷:第2弾の『東京』は2月12日(水)にリリースということで、手に取ってくれた方もいるんじゃないのかなと思いますけど、なかなか嬉しいことでございます。レコードで出るっていうのは。
渋谷:私は高校時代にずっとレコードを買い漁っていましたので、こういう形で出せるということがすごく嬉しいですね!
柳沢:そうよね!
渋谷:しかもいろいろと盤にもこだわりまして、180グラムの重量盤というもので出させていただいているので、通常のものよりもちょっと重たいのよ。
柳沢:しっかりめってことね。
渋谷:そう!
藤原:本当に重いもん。
渋谷:重いよ。だって2枚組だからね。
藤原:今持っているけど、2枚組ですっげえ重たいよ。
柳沢:360グラムってことか。
渋谷:お肉みたい(笑)! 2枚乗っているから。こういう仕様がいいとか、帯はこういう形がいいとか結構わがままを言って。
通常の1枚組レコードのジャケットの形とは少し異なるんですけど、自分が好きなアーティストであったり、そういうものを割とオマージュして作らせていただいた盤ですね。
藤原:夢が詰まっていますね!
――渋谷「大事に手に取って、ゆっくり針を落として聴けたときの喜び」
渋谷:高校のときからめちゃくちゃレコードを持っていた身としては、“もの”にも価値はあると思うんだよね。
上杉:より感じるよね。
渋谷:やっぱり音楽をさらに大事にできるじゃない? 音楽を“消費”するもんじゃなくて、すごく大事に手に取って自分でゆっくり針を落として音楽を聴けたときの喜びっていうのはすごくあると思う。音楽が手元にある感覚っていうのは、今の時代じゃなかなか得られない気がするんだよね。
柳沢:そうだね。
渋谷:なので、ものとしてもいいし、音を聞いてもらっても、もしかしたらちょっとの違いは分かってもらえるかもしれないなっていう風に思うから。
柳沢:2枚組でA面B面があって、A面に3曲しか入っていないじゃん。ってことは、聴こう! として聴くものではあるよね。
渋谷:そう、そう、そう!
柳沢:いちいち盤を変えなきゃいけないから、どんどん次の曲にいって……なんなら10何曲目までいったら次のアルバムにいくみたいなことじゃないじゃない? 変えないと終わってしまうから。次を「聴こう!」っていう感じだよね!
上杉:楽しみだね。
柳沢:それが物への愛着ではあるよね!
渋谷:でも、どうやって大事に聴いていても乗っちゃうスクラッチノイズとかにも愛情を感じたりとか。やっぱり自分ならではのもの、っていうのが出来上がってくっていうのもすごくいいものだと思うので、結構感じ方も変わると思う。
柳沢:そうだね。
渋谷:なので、ぜひこの機会に手に取ってみてください! ということで、レコードを聴いていこうという時間になりましたけど、上杉さんも実際手に取ってみて、これを機にレコードを買って……。
上杉:そうですね。音楽をやっていますけど、なかなか僕はレコードに触れる機会がなかったんですけど、これを機にプレーヤーを買って……。さっき言っていたことだけど、1曲1曲大事に聴いたり、わざわざ聴くんだみたいな。その1個1個のアクションすら愛おしい!
渋谷:そうだね。たしかにね。
――藤原「『みんなで頑張って作った』という重みがずっしりくる」
上杉:あと、このレコード自体のしっかりとした重みみたいな、ものとしてずしっと感じるのって、とってもいいなってすごく思いました。
渋谷:めちゃめちゃ素敵!
上杉:なので、これを機にぜひSUPER BEAVERの盤をきっかけに、レコードの魅力に触れてほしいなと改めて思います。
渋谷:本当だね。ジャケもかっこいいし!
藤原:かっこいいんですよー!
上杉:飾りたくなるよね。
渋谷:そう! 『アイラヴユー』のジャケットはめちゃくちゃいいから! これ部屋に置いときたいもの!
渋谷:開くとメンバー3人と藤原さんか。
藤原:なんでわざわざそういう言い方するのー!
渋谷:ごめんなさい! 藤原さん、どうでした? 実際手に取ってみて。
藤原:本当に重いのよ。
渋谷:そうだね。
藤原:これがすごく良くて。
渋谷:うん、わかるわかる。
藤原:自分たちで作っているからあれなんだけど……すごく頑張って作ったなって感じが我々側もするし、受け取った側も多分すると思う。
渋谷:たしかにね!
藤原:みんなで頑張って作ったぜ! みたいなのもずっしりくる、この重みが。
渋谷:でも、媒体がレコードしかなかったから、きっとその全部の工程を踏んでできたときの手に取った喜びは……。
藤原:ものすごくあったと思うよ!
渋谷:「うわぁ! できた!」っていうのがきっとあったんだろうね。だから、そういうのを踏まえて「音楽」と「もの」に対するいろいろな気持ちを実際に(番組の掲示板に)書き込んでくれたら嬉しいですね。
全員:よろしくお願いします!
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2月7日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年2月15日(土)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/