「息子の返信がそっけない…」子どもとのやりとりに悩む親に“80歳超えの人生の大先輩”が実体験をもとにアドバイス！

フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」（毎週月曜～金曜 9:00～11:00）。12月限定の特別コーナー「Blue Ocean 超！オトナのなんでも相談室 supported by Beサポ！」では、リスナーからいただいたお悩みに、高齢者施設にいる人生の大先輩からアドバイスをいただきます。

12月11日（月）の放送では、「子どもからの返信がそっけない」という相談に、人生の大先輩2人がアドバイスを送りました。

パーソナリティの住吉美紀

＜リスナーの相談＞
「今月58歳になる主婦です。私には大学3年生の一人息子がおり、現在は北海道で一人暮らしをしています。元気でいるか心配で、毎日のようにLINEを送るのですが、私が長文を送っても、息子からはいつも『うん』『そう』と、2文字だけのそっけない返信ばかりです。もう少し長い文章を返信してもらいたいですし、今の息子の状況も詳しく知りたいのですが、干渉しすぎでしょうか？」（東京都 50代後半 女性）

――今回の相談に対して、大阪府八尾市にある高齢者施設「あぷり八尾太田」の利用者がアドバイスを送りました。しました。

◆子どもを信じて見守ることも大切

まずは、87歳になる加藤存（かとう・たもつ）さんが、優しい語り口でアドバイスを送ります。

「私は娘3人しかおりませんけど、（子どもの暮らしは）気になりますわね。特に、上と下の娘はしょっちゅう外国へ行っていまして、三女はオーストラリア人と結婚して、今もオーストラリアにおります。だけど私は、子どもを信頼していましたから、事故とか病気以外は心配していなかったですね。なので、（相談者の方も）心配なさらないで、子どもを信頼して生きていかはったらいいと思いますけどねぇ」

加藤存さん

実体験を踏まえた回答に、住吉は「（子どもが）海外に住んでいると、余計に連絡してほしいという思いがあるかもしれないですけど、その加藤さんが“子どもを信頼しましょう”と。説得力のあるアドバイスでした、ありがとうございます！」と感じ入りました。

ちなみに、加藤さんは画材の卸の仕事をされていたそうで「自分が頑張ったというよりは、皆さんに儲けさせてもらった。人生うまくいってばかりで（皆さんに）感謝しています」と話していました。

◆男の子はそっけないのが当たり前

続いて、82歳の石川正代さんは、終始笑顔を浮かべながら、このように回答しました。

「私は娘4人で息子はいてないんですけど、男の子はあまり詳しいことは言ってこないと思うんです。うちの娘は、連絡すると長い長いメールが返ってきます（笑）。“そっけない”とのことですけど、男の子はそんなもんだと思います。（私の周りの）友達もそういうふうに言っています。それが元気な証拠なんとちゃいますか（笑）」

石川正代さん

ちなみに、石川さんは、たくさんいるお孫さんのなかの1人に、小学生の頃「消防署で働いてくれたら、おばあちゃんはうれしいなぁ」と伝えたことがありました。すると今年、その言葉をずっと覚えていたお孫さんが、消防署で6ヵ月の訓練を終え「ちゃんと消防士になれたよ」とメールを送ってくれたとのこと。最近、うれしかったエピソードとして紹介してくれましたが、これには住吉も「すごい！」と驚いていました。

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サントリーウエルネスがおこなっている「Be supporters!（通称：Beサポ！）」という活動は、高齢者施設で過ごす、普段は周りに支えられる機会の多い方たちが、地元サッカークラブのサポーターとなって、クラブや地域を“支える”存在になることで、心身ともにさらに元気になってもらうことを目指しています。

また「Beサポ！」では、これまで映像や写真で活動の模様を発信してきましたが、現場で起きているさまざまな“物語”を伝えるため、「人生100年時代の物語大賞」を開催。いくつになってもワクワクしたいすべての人へ贈る、とっておきの5つの物語が公開中です。詳細はWebサイトをチェックしてみてください！
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今回、お悩み相談に回答してくれた石川さんも「Beサポ！」に積極的に参加しており、地元のサッカークラブであるセレッソ大阪を熱く応援されています。スタジアムにも足を運び、オープニングセレモニーでは、奥田勇斗（おくだ・はやと）選手と手をつないで入場したこともあるそうです。


＜番組概要＞
番組名：Blue Ocean
放送日時：毎週月曜～金曜9:00～11:00
パーソナリティ：住吉美紀