ラジオの中の学校、TOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」(月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55)。10月24日(火)は、「今夜も君の話を聞かせてほしい」と題して放送。パーソナリティのこもり校長(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)とCOCO教頭(CRAZY COCO)が、いじめにあっているというリスナーと電話をつなぎ、その思いを聞きました。
前編の記事では、番組前半の22時台に話した16歳の女性リスナーとのやり取りを紹介。この後編では、23時台にこのやり取りを聴いていた別のリスナーから届いたメッセージと、校長、教頭のコメントを紹介します。
●前編はこちら
こもり校長:22時台に話したのは……中高一貫校に通っているんだけど、部活の雰囲気がよくなくてすごくしんどいと。でも学校も部活も休まずに毎日行っていて、周りにも相談できなくて、という話を……きっと誰にもできていなかったと思うんだけど、勇気を持って俺たちに話してくれました。
COCO教頭:はい。つらい状況でも、自分のできることをちゃんとやって抗っているという強さがあると思った。そこは自分を認めてほしいなと思う。
――リスナーのメッセージを紹介
【先生が信用できない気持ち、めちゃくちゃわかります。簡単な言葉でまとめられてしまうけど、そんなに単純じゃないもんね。無理に先生に話さなくてもいいんだよ。自分の信頼できる人で大丈夫だよ。自分が意見を聞きたい人だけに話をすればいいんだよ。大丈夫、ひとりじゃないからね!】(16歳)
こもり校長:うん、ひとりじゃないから! “ひとりじゃない!”と思ってほしいと思うよ。俺たちもいるし、こうやって生徒(リスナー)のみんなもいるし。
COCO教頭:書き込みをいっぱいくれています。
こもり校長:ここで待っているし。ここにいるからね!
【親目線で言わせてください。親は何でも打ち明けてもらえることが、どれだけ嬉しいか。大好きで愛しているから何かあれば気を使うし、何でも一緒に戦うのが親だよ! 大丈夫だから! 両親に話しましょう】(52歳)
COCO教頭:うん……実際にお子さんを持っている方が、親目線で意見をくださるのはすごくありがたいよね。
こもり校長:本当に! 俺も自分に子どもがいるわけでもないし、そっちの立場になったことはないけど、母親の優しさは……もらってここまでこれたと思っているから。その優しさは、メッセージにあるような温かさであることは間違いないし。
COCO教頭:うん。
こもり校長:話したことで気を使われると思うかもしれないけど、そのくらい丁寧に触れたかったという証でもあると思うからね。かと言って、「言わなきゃ」ということでもないよ。「言わない」も正解だからね。
COCO教頭:そうだね。
こもり校長:お互いの優しさが、どこかで触れ合うときがくると思っているよ。
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10月25日(水)の放送も、同じテーマでお届けします。
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10月24日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年11月1日(水)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/