フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
2月16日(金)の放送は、「休職期間中の過ごし方」に関する相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
現在、自分は精神的な病気で休職しています。医師と職場の方から「一度、仕事のことを忘れてください」と言われましたが、なかなか仕事のことを忘れられず、毎日考えてしまいます。休職経験のある方、どうすれば忘れられるのか教えてほしいです。よろしくお願いします。(神奈川県 20代前半 男性 その他)
パーソナリティの住吉は相談者に寄り添い、まずは“考え過ぎてしまう性格”を客観視してみてみることを進言。「人は、自分の興味があることや、面白いことが見つかると忘れられることがあると言います。今は大変な状況だと思いますので、まずは趣味的なことや、気分転換になることをするのが良いのかなと思います」と語り、リスナーにアドバイスを呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆忘れるのではなく“上書き”する
前職でのパワハラ、セクハラ、過干渉の実家との関係性で疲れて心を病みました。「仕事や実家のことは忘れて休んでください」と言われましたが、私もなかなか忘れられず、つらかったです。
人間は忘れるという行為ができないと本か何かで知って、忘れるのではなく「楽しいこと」を上書きしてみようと思いました。少しでも興味があることをやってみたり、ベランダでもいいから少しだけお外へ出て空気を吸ってみたり、お花を見たり。少しずつでも、つらいことから意識をずらすことから始めてみるのはいかがでしょうか?
意識してやってみて、今は新しい職場で週2日働けるようになりました。通院はまだしていますし、薬の服用もしていますが、少しずつ回復できているのかなと思います。忘れなくていいから、好きなことの上書きをしてみてください。応援しております。(東京都 30代後半 女性 専業主婦)
◆今だからこそできることをやってみる
私も一度休職し、その後転職しました。家族みんなは学校や仕事に行くなか自分だけずっと家にいてベッドで寝ている生活でした。当時きつかったのは、お金がなくなる不安と休職期間を使っての転職活動です。眠れぬ日々を過ごしていました。
そんな過去があったからこそ言えることは、今はできる限り仕事のことを考えずにいることです。しかし、それが難しいのも分かります。自分が休職していたとき、唯一の息抜きとしてやっていたことは外出でした。ちょっと公園に行ってみたり、何となくふらっと電車に乗って知らない駅で降りてみたりするのもいいです。
仕事をしていたら、平日の昼間に美術館なんて行けないし、遠出もできません。結局、仕事をしていたらできないことをするのがいいかと思います。あなたの心にはやく平和が戻る日を願っています。(埼玉県 20代前半 女性 専門職/クリエイティブ職)
◆手を動かすことに没頭
夫が1年休職し、最初の2ヵ月ほどは同じように悩んでいました。外に出られるなら散歩、あとは指を動かすことを始めたら、自然と忘れられたようです。
おすすめは手芸、大人の塗り絵です。塗り終わったときの達成感はすごいですよ。時間がかかるので焦らず、穏やかな時間が過ごせるよう祈っています。(埼玉県 30代前半 女性 会社員)
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2月16日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2024年2月24日(土) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀