山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。9月7日(木)の放送では、俳優の柿澤勇人(かきざわ・はやと)さんをゲストに迎え、お送りしました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、柿澤勇人さん
◆「鎌倉殿の13人」源実朝役の余波
昨年は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」(NHK)で源実朝役を熱演した柿澤さん。今でもその影響は大きいそうで、つい先日もサウナに行った際、店員さんから「実朝さんですか?」と尋ねられたそう。
そして現在は、上演中のミュージカル「スクールオブロック」で主演をつとめています。本作を観劇したれなちが、「(出演者が)全員最高にかっこいいし、最高にロック! 前向きになれるエンタメだと思いました!」と感想を伝えると、柿澤さんは大喜び。
「スカッとするというか、ポジティブなメッセージもあり、12人の子どもたちがバンドを組んで(実際に)楽器を生演奏しているので、劇場でしか味わえない舞台になっていると思います」と、柿澤さんも手応えを感じているようでした。
◆柿澤勇人“鬼ギレ事件”
この舞台は本来2020年に上演予定でしたが、コロナ禍で延期に。3年のときを経てようやく上演に至りましたが、子役は2020年から一新されました。「子どもは成長が早く、声変わりがあったり体もすぐに大きくなるので、彼らは一度も舞台に立つことなく終わってしまった」と残念がる柿澤さん。現在は、その子たちの気持ちも受け取り、舞台に挑んでいるそうです。
そして今、新たにオーディションで選ばれた子どもたちとコミュニケーションを取りながら和気あいあいとやっているそうですが、そんな子どもたちに1度だけ激しく怒ったことがあると言います。
それは上演2日目のこと。「舞台には“2日落ち”という言葉があるように、2日目、3日目になるとお客さんも盛り上がり、自分たちがやっていることにも慣れて、中だるみしてしまうことがあるんです。その日はまさに子どもたちのセリフにエネルギーも声量もなく、何を言っているのかも分からなかった。しまいには、ふざけ始めてしまったことがあって。それで、終演後に(子どもたち)全員にキレてしまいましたね」と話します。
しかし、その後すぐに「言いすぎた」と反省したそうで、「もちろん、良い舞台を作るために心を鬼にして怒ったのですが、もっとやり方があったのではないかとかえって僕が落ち込みましたね」と回顧。
その翌日、子どもたちが萎縮していないかがとても心配だったそうですが、「全然そんなことはなくて、前日の10倍も素晴らしくなっていて。そんなこともありましたね(笑)」と振り返ります。
◆“サウナ”でリフレッシュ
今回の舞台は長丁場とあって、れなちは「体力的に大変ですよね」と案じると、柿澤さんは日々の疲れをサウナで癒やしていると言います。この放送前日もサウナに行ったそうで「(舞台で)疲れ切っているので、体が“温冷交代浴”を求めているんですよね。朝は家でも熱いシャワーと水シャワーを(交互に)浴びるのがルーティン。(舞台が)終わった後も、水風呂があるサウナに行くか、水シャワーで癒やしています」と明かします。
また、今作はコメディ要素が多いため、観客席からの笑い声や歓声、拍手が大きなモチベーションになるそうで、「観客の皆さんに毎日助けられています」と柿澤さん。改めて、本作の魅力ついては、「ミュージカル(の題材)によっては、殺したり、恨んだり、暗い話も多いんですけど、今作はそういう要素が全然なくて、僕もなかなか巡り合わない珍しい作品(笑)。僕自身すごく新鮮で、毎日が楽しいです!」と話していました。
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9月7日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年9月15日(金) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈