TOKYO FMグループの「ミュージックバード」で放送のラジオ番組「目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ」。ヨガ・瞑想の世界的第一人者で、数々の本を執筆し、国連でも世界平和のスピーチを届け、ニューヨークをはじめグローバルに活躍しているヨグマタ相川圭子が、アシスタントの林勇太とともに、より豊かに生きるための知恵や考え方を伝えていきます。
初回放送の4月6日(日)は、初対面の人との緊張をほぐす方法の指南や、リスナーに向けたヨグマタのマインドフルネスを番組内で実践しました。
(左から)アシスタントの林勇太、パーソナリティのヨグマタ相川圭子
◆高校生時代にヨガと出会う
<相川圭子プロフィール>
女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会える唯一のヒマラヤ大聖者。インドではヨグマタ(ヨガの母)と称されています。仏教やキリスト教の源流である5,000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者で、2007年にはインド最大のスピリチュアル協会から最高の聖者の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かりました。
林:相川さんがヨガに出会われたのは何歳ぐらいですか?
相川:高校生の頃に体を壊して、夏休みに特別なお料理を食べていたんですね。そうしたら、おいしいものを摂り過ぎちゃったのか、吹き出物がいっぱい出ちゃったんです。悩んでいろいろなお薬を試してみたりしたんですけども、なかなかよくならなくて。民間療法とか断食、食事療法などを試していくなかで、ヨガに出会ったんですよ。
林:そうだったんですね。
相川:ヨガに魅力を感じてハマっていった感じです。そこからヨガを教える先生になったんですけど、やっぱり人格を磨いていかないといけないなって思ったんですよ。どういった方が素晴らしい人なのか見渡してみたんですけど、全然わからなくて。それであれば、「自分が悟るしかないんだ」って思ったんです。
そんなときに、ヒマラヤ大聖者にお会いすることができたんですね。テレビ番組の撮影で日本にいらしていたんですけども、私がその番組のお手伝いをしたところ「ぜひヒマラヤに」と言われまして、よそのお家に訪問する感覚でヒマラヤまで行きました(笑)。そうしたら、幸運なことに究極のヨガをおさめることができたんですね。
林:運命の出会いがあったのですね。
相川:そうですね。小さい頃から何でも追求したいところがあって、真理を知りたい思いから究極のヨガに出会えました。みなさんも、そこまでできなくても、私の話を聞いたり瞑想を始めていただければ、どんどん結果が出て人生がラクになりますよ。ぜひ、やっていただければなと思います。
◆初対面の緊張をほぐす方法は?
林:ここからは、身の回りで起こった出来事や心がモヤモヤすること、素朴な疑問など、相川さんとお話をすることで爽やかでハッピーな目覚めの時間を過ごしていきたいと思います。4月は学生さんや社会人の方でも、はじめましての出会いがたくさんあると思います。初対面の緊張をほぐすためにはどうすればいいでしょうか?
相川:アメリカの人って恥ずかしがらないで声をかけてくるんですよね。相手から詮索される前に、自分のほうから声をかけて「私はいい人だから大丈夫!」と波動を送るって言うんですよ。
私たち日本人って、ついつい下を向いちゃいますよね(笑)。遠慮がちに「向こうから話しかけてくださったら声をかけよう」って思うのではなく、オープンに「こんにちは!」って言っちゃうと、緊張がほぐれるのかなって思います。
林:なるほど。
相川:私の本を知らない人に渡してくれる生徒さんがいるんですけど、声をかける前にお祈りをするって言っていました(笑)。そうすると意識がパッと変わるのね。意識を変えることは大切で、深呼吸をするとかお水を一杯飲んだりして、あるがままの自分を受け入れるのがいいのかなって思います。
林:まずは、最初の挨拶をオープンに、ですね!
◆新人を迎えるときは柔らかいエネルギーで
林:先ほどは今日がはじめましてのケースでしたが、一方で新しい人を迎える立場の人は、どういう風に迎えてあげればいいのでしょうか?
相川:自分の子どもがやって来るみたいな、優しい気持ちで相手の立場に立って、柔らかいエネルギーを常に醸し出してあげればいいんじゃないかしらね。
お互いに尊敬し合って、いい波動を出していけばいいと思います。仕事に関しては、どうしてもきっちりやってほしいというような気持ちが出てきますけども、あるがままを受け入れればいいのかなって。そうすれば、いいものが自然と出てくる気がします。最初からうまくいくことなんてないですからね。
あとは、相手に自分の得意なことを言わせてあげるのもいいかもしれないですね。「趣味は何ですか?」みたいに、普通の会話でいいんじゃないでしょうか。それがきっかけで会話が弾んでくると、心もほぐれてくると思います。何を話そうとか、どう思われるかなとか考えてしまうこともあるけど、場数を踏んでいくと要領を覚えていくと思いますよ。
林:経験を積みながら学んでいくんですね。
相川:そうすることで自分の自信にもつながっていきますからね。
◆1分間のヨグマタのマインドフルネスを実践!
林:ここからは、日常の喧騒から1分だけ離れてヨグマタ相川圭子さんのマインドフルネスを一緒にやってみようと思います。マインドフルネスという言葉は聞いたことがあるのですが、どういったことをやるのでしょうか?
相川:純粋意識で自分の内面をいっぱいにしていきます。私たちの心って純粋じゃない、迷いとか心配、こだわり、執着といったいろいろな感情や、人からの意見でいっぱいなんですよね。そして、自分の心ってわかっているようでわからないのね。
刺激を受けると、平和ではない心が表れたりして翻弄されてしまうんです。心を“今”に置いて、深い海にいる気持ちになる。深い海って動かないで、すごく平和なんですよね。海の表面ってすごく波立っているじゃないですか。波立った心を超えて、純粋で静かな心と一体になり、喜びに満ちているような状態が私のマインドフルネスです。
マインドフルネスって、最初はアメリカの方が仏教の瞑想を訳されたんですけども、私のなかにはちょっと違和感がありまして。否定的なマインドをいいマインドに変えるのが流行っていたんですけども、そこからさらに超えて純粋なマインドにたどり着きます。それはヨグマタのマインドフルネスと呼ばせていただいています。
みなさんが呼吸を見つめることで、静けさが自分のなかに広がっていって、いろいろ許す心が出てきたり肯定的な心が生まれてきます。心を見つめ、忙しい気持ちを鎮めて、純粋な心になっていくといいですね。
林:それでは、ここからリスナーのあなたと一緒に実践していきたいと思います。
相川:鼻先の呼吸を1分ぐらい見つめてください。やがて静かな世界に入っていきます。
<1分後>
相川:1分経ち、頭がクリアです。落ち着いて、そしてさらに生きる力をいただきました。深呼吸をして、この部屋に戻ってきます。いかがでしたか?
林:心が落ち着いた気がします!
<番組概要>
番組名:目覚めの時間~ヨグマタ相川圭子のアセンションプリーズ
放送日時:毎週日曜日 5:30~5:55
パーソナリティ:相川圭子、林 勇太(アシスタント)