アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FM のラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント) ”を探ります。
6月20日(金)、27日(金)の放送では、ギタリスト・ソエジマトシキさんがゲストに登場。ここでは、妻との出会いなどについて語ってくれました。
ソエジマトシキさん、こっちのけんと
佐賀県出身のソエジマさん。2021年からアーティストとしての活動を本格的にスタート。“ネオ・ソウル・ギタリスト"として活動を続けるなか、ソングライティングとギターの演奏が印象的なインストサウンドを中心に作品を発表。登録者数30万を超えるYouTubeでギター教則動画を発信しながら、国内最大級のオンラインギタースクール「Soul Guitar Lab」を主宰するなど、演奏スキルを惜しみなくギター愛好家に伝えています。
――この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。ソエジマさんの1つ目のモーメントは「小学校5、6年生の頃 音楽が心の支えになった」、2つ目のモーメントは「高校生~大学生のタイミングで自作楽曲の制作を始める」でした。
こっちのけんと:続いて、人生2つ目のモーメントは?
ソエジマ:「2015年頃 極貧時代にNahoさんと出会った」です。Nahoさんは、僕の奥さんです。
こっちのけんと:素晴らしい! 奥様も、もともとミュージシャンなんですよね?
ソエジマ:はい。トランペッターです。
こっちのけんと:どうやって出会ったんですか?
ソエジマ:知り合いのベーシストの岩永真奈さんのセッションに2人で参加して、そこで出会ったって感じですね。
こっちのけんと:なるほど! あと、極貧時代というのは?
ソエジマ:当時、大学を卒業したばかりで、ミュージシャンになりたいけど何もなく、バイトをしている時期でした。
こっちのけんと:極貧というのは、どのくらいの……?
ソエジマ:預金残高が1,000円をきっている、みたいな状態でした(笑)。それでも飲みに行っちゃうんですよね。
こっちのけんと:そういう友達、いたなあ(笑)。ギタリストさんとか音楽仲間との打ち上げって楽しいですもんね。Nahoさんと出会ってから心境の変化はありましたか?
ソエジマ:今思えばターニングポイントだったなと思ったので挙げさせていただきました。当時、出会いによって劇的に何かが変わったというよりは、自分が何者でもないときから知っている、唯一に近いミュージシャンなんですよね。お互いミュージシャンでしたけど、当時はNahoさんが売れていて、僕はアマチュアで悔しい気持ちがありました(笑)。
こっちのけんと:そうなんですね! それってつまり、コンプレックスを抱えていた?
ソエジマ:そうですね。よく、「夫婦でミュージシャンだとプライドが衝突して大変じゃないですか?」っていう質問がありますけども、最初の頃はそうでしたね。僕のほうが一方的にジェラシーを抱えていたって感じでした(笑)。
こっちのけんと:わかる気がします。
ソエジマ:しかも、Nahoさんのほうが、基本的に音楽がうまいんですよね(笑)。センスとか経験値も含めて。
こっちのけんと:奥様はかなり前からトランペットをやられていたんでしょうか?
ソエジマ:Nahoさんは吹奏楽部出身で、音大も卒業しています。全体的に僕より強い感じです(笑)。
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<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/moment/
番組公式X:@TFM_THEMOMENT