山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月8日(火)の放送では、ゲストに不動産Gメンの滝島一統(たきしま・かずのり)さんが登場。新居を決める際に見分ける方法や「持ち家か、賃貸か」論争に言及しました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、滝島一統さん
◆新居を決める際にこだわるべきポイントは?
滝島さんはミサワホームに入社後、25歳のときに自身の不動産会社を設立。また、YouTubeチャンネル「不動産Gメン滝島」をスタートさせ、現在では業界を代表する不動産インフルエンサーとして活動しています。
YouTubeでは“不動産会社がよくつくウソ”や“契約書でチェックすべきポイント”など、どちらかというと同業者が眉をひそめそうな情報を発信していますが、その理由を伺うと「“ユーザーに賢くなってほしい”というのが僕の願いです。皆さんが知識をつけることによって、悪質な不動産業者にだまされる人が減り、それによって経済も活性化して、最終的に幸せになる人が増えれば私の会社も大きくなるのではないか」と語ります。
続いて、新居を決める際に“こだわってほしいポイント”として“ゴミ捨て場”をチェックしてほしいと言います。「ゴミ捨て場は民度を表します。散らかっているようなら、周囲にモラルが低い人が住んでいるかもしれない」と指摘。
さらには、「内見は夜に行ったほうがいい」と滝島さん。「日当たりの具合を確認したくて昼に内見をする方が多いですが、昼ってほとんど家にいないじゃないですか。それに、夜はお子様連れのご家族などが戻ってくるので、“夜に騒音があるかどうか”を一番にチェックしたほうがいい」と解説します。
◆持ち家は“最高級プラモ”のようなもの
また、永遠のテーマとも言うべき「賃貸vs持ち家」についても言及。現代において、持ち家は嗜好品の一種で「最高級のプラモデルのようなもの」と滝島さん。つまり、“一国一城の主人になること”が夢や目標なら購入すべきだが、利回りなど“得”を第一に考えると賃貸のほうがオススメだといいます。
「家を買っても、払うお金はローンや利子だけではありません。修繕積立金、補償費、固定資産税……意外に払うお金は多い」と話すと、れなちは「そうですよね。現実的な数字でいうと、効率がいいのは賃貸」とうなずきます。
さらに、大元ともいうべき“いい不動産業者を見分けるコツ”については、「ちゃんとリスクを話してくれる業者は信用できると思う。不動産は資産運用や投資の側面もあるので『必ずうまくいく』『儲かるから買ったほうがいい』と言う業者は要注意。その人は、あなたを“今月の売り上げ”としか見ていないかも」と注意を促していました。
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8月8日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月16日(水)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈