モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」。「NEW TREND ONE」のコーナーでは、今、新しい生活の中で注目されているアイテム・企業・人物などにフォーカスします。4月10日(月)の放送では、「住むことで“地球環境保全への貢献”ができるマンション」についてフォーカスしました。
(左から)ユージ、宮島正治さん
◆自然環境に配慮したマンションで暮らす
地球温暖化が原因とみられる異常気象と、それに伴う災害が増加傾向にある昨今。地球温暖化を防止するため、CO2の排出量を減らすことが世界の課題となっています。さまざまな業界が実際に行動に移すなか、マンション建設の分野でも、自然環境に考慮した取り組みに注力している企業があります。
今回は、三菱地所レジデンス株式会社・代表取締役 社長執行役員の宮島正治(みやじま・まさはる)さんに、三菱地所レジデンスが脱炭素社会の実現に向けて実践している施策について伺いました。
◆三菱地所レジデンスが実践している施策①「ZEH-M」
「ZEH(ゼッチ)」とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)、すなわち「年間の一次消費エネルギー量をおおむねゼロ以下にする住宅」を意味する用語の略称です。戸建の場合は、太陽光パネルを屋根に設置することで電力をまかなうことが可能ですが、マンションの場合は住居数に対する屋根面積の狭さがネックとなります。
そこで、政府と連携してマンションに適した基準として生まれたのが「ZEH-M(ゼッチ・マンション)」です。「基本的には(1部屋ごとの)断熱性を高めていこうという考えで、窓ガラスを二重にしたりすることで、高性能の省エネ設備を作っていく。要は、マンション全体を“魔法瓶”のようにしてしまえば、温めたり冷やしたりしても負荷がかからない。そうすることで(冷暖房や照明といった生活に必要な)消費エネルギーを少なくしていこうと考えています」と宮島さん。「ZEH-M」が導入されたマンションに住むことは、エコな暮らしにつながると言えます。
◆三菱地所レジデンスが実践している施策②「認定木材」
マンション建設時にコンクリートを使用する際、型枠として木材が大量に使われます。そこで、三菱地所レジデンスでは、木を切ったところに新たな木を植える“認定木材”を採用。持続可能性に配慮した木材を使うことで、自然環境を守ることができます。
宮島さんは「マンションとしては形に残らないので、(地球温暖化防止の取り組みとしては)見えづらいですが、今後も地球環境、自然保護というところまで考えて取り組んでいきたい」と力を込めていました。
三菱地所レジデンスでは、分譲・賃貸マンションの建設時から入居後50年にわたるサプライチェーンでのCO2排出量を2030年までにマイナス50%(2019年比)にする目標を掲げています。
宮島さんとのインタビューをおこなったユージは、「皆さんも、エネルギーについてはそれぞれの観点で意識を持たれていると思いますけども、マンションって大勢の人が住んでいるので、1部屋の人たちだけがエネルギーについて考えていても難しいんですよね。あえて、そこに挑戦していることが素晴らしいですし、(地球温暖化対策の)未来を感じました」と期待を寄せていました。
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聴取期限 2023年4月18日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/one/