ラジオDJのやまだひさしがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「5分では伝えきれないスペシャルオリンピックスの世界」(毎週月曜-木曜 20:55頃~)。4月13日(月)~16日(木)の放送では、4月4日(土)に東京・お台場で開催された「スペシャルオリンピックス日本チャリティ・ランイベント 第8回ユニファイド・エールラン ~Road to 2026 東京大会~」の模様をお届けしました。
有森裕子さん(写真提供:スペシャルオリンピックス日本)
◆9年ぶりに「エールラン」復活!
2011年に東京都・豊洲で第1回がスタートした「エールラン」は、国立競技場や多摩川、横浜赤レンガ倉庫、お台場のMEGA WEBなど、さまざまな場所で開催されてきました。知的障害のあるアスリートたちの挑戦を応援する取り組みとして、これまでに累計7,108人ものランナーが参加し、走りを通じて応援の輪を広げてきたチャリティイベントです。2017年が最後となっていた本イベントですが、今年4月4日に「第8回ユニファイド・エールラン」が、お台場のシンボルプロムナード公園で開催されました。
バルセロナオリンピックで銀メダル、アトランタオリンピックで銅メダルと2大会連続でメダルを獲得し、現在はスペシャルオリンピックス日本 ユニファイドスポーツ®・アンバサダーを務めている有森裕子さんは、今回の開催に「9年ぶりの復活です!」と喜びの声をあげます。
さらに、「エールラン」が立ち上がった経緯について、「ランニングはどんなかたでも参加できますよね。そのランニングを通していろんな人とのつながりをつくり、それぞれの走りを応援し合う。子どもでも大人でも、障害があってもなくても、応援することはみんなできる。そういう趣旨で『エールラン』はスタートしたので、それが復活し、また多くのかたに参加いただけたことは凄くうれしいです」と思いを語ります。
また、本イベントが6月に開催される「2026年第9回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・東京」(以下、ナショナルゲーム)に向けての重要なステップでもあると言い、「ナショナルゲームも“応援してもらう大会”ではなくて、スペシャルオリンピックスやナショナルゲームを通じて、たくさんの人たちを応援できる存在として、アピール出来たら良いなと思います」と話していました。
(左から)やまだひさし、有森裕子さん
◆親子ランで広がる笑顔と絆
本イベントは、1.3kmの特設コースを周回する「3時間リレー」(対象:小学生以上)や「3時間ユニファイドリレー」(対象:知的障害のある人とない人の混合チーム)、1.1kmの特設コースを小学生が1周する「キッズラン」、そして、親子(大人1人&3歳~小学生の子ども)が手をつないで1周する「親子ラン」の4種目がおこなわれました。
キッズランや親子ランの参加者の応援に駆け付けた、スペシャルオリンピックス日本ドリームサポーターの安藤美姫さんは、当日の様子について、「天候はあまり思わしくなかったですが、そのなかでもたくさんの笑顔が見られ、親子ランでは、手をつないで一緒にゴールされる姿が見られたことが、とても良かったです」と振り返ります。
(左から)やまだひさし、安藤美姫さん
また、過去の「エールラン」にも参加している安藤さんは、イベントの広がりについて問われると、「参加者は増えていると思いますが、他のランイベントに比べると、きっとまだまだ少ないと思いますし、増えてきたから“良かった”ではなく、今後につながるようにもっと呼びかけをしたいと思います」と率直な思いを語ります。
一方で、今回のイベント会場となったシンボルプロムナード公園についても触れ、「たくさんの方が通る場所で開催されているので、このイベントを目にした方々に、少しでもスペシャルオリンピックスを知っていただきたいなと思っています」と力を込めます。そして、6月開催のナショナルゲームに向けても「微力ながら少しずつ何かできたら」と継続的な支援へ意欲を見せていました。
◆やまだひさしも完走!
番組パーソナリティのやまだひさしも「3時間リレー」に参加。1周1.3kmを無事に完走し、「上半身は元気だけど下半身はボロボロでして……今は屍(しかばね)です(笑)。本当に椅子があって良かった」とユーモアを交えて振り返ります。
また、ランニング中は沿道からの声援が力になったと言い、「沿道の方々がめちゃくちゃ笑顔で応援してくれて、『やまちゃん!』とか『ラジオを聴いてるよ!』って言われた瞬間に元気になったのよ! これがマラソンの魅力なんだね。みんなで一緒に走っているよっていう、その思いに背中を押してもらって、結果的に走り切れた感じだったね」と興奮気味に語ります。
残念ながら、イベント自体は荒天で午後1時45分頃に中止となってしまいましたが、こうして開催された「エールラン」は人と人とがつながり、応援し合うことの価値を体感できる場として、多くの参加者の心に残る1日となりました。
パーソナリティのやまだひさし
そして、その思いは次の舞台へとつながっていきます。6月5日(金)からは、「2026年第9回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・東京」が開幕します。
この大会は、知的障害のあるアスリートたちが、日頃の成果を発揮する国内最大規模の全国大会です。日程は2回に分散開催となり、6月5日(金)~7日(日)は屋外競技を中心に、9月4日(金)~6日(日)は屋内競技を中心に開催されます。開会式は6月5日にTOYOTA ARENA TOKYOでおこなわれる予定です。エールランで生まれた応援の輪は、ナショナルゲームへと受け継がれ、さらに大きな広がりを見せていきます。
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<番組概要>
番組名:5分では伝えきれないスペシャルオリンピックスの世界
パーソナリティ:やまだひさし
放送日時:月曜~木曜 20:55~21:00
番組公式X:
@tfm_5so