スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
11月17日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私の母について、疑問に思うことがあります。母は、とてもポジティブでアクティブな人です。母は、「私は死んでもすぐに生まれ変わっちゃうから!」と言います。私もそんな気がしてなりません(笑)。
もし、すぐに生まれ変わってしまう人もいるとしたら、亡くなった後に、私の様子や孫の様子などを知らせたくても(あの世で)見ていない可能性があるのでしょうか? 生まれ変わるサイクルで一番早い日数は、どのくらいなのでしょうか?
<江原からの回答>
江原:そんなにアクティブなお母さんですから、まだ生きているからこそ、そういうことをおっしゃるのでしょうね。あとは、娘さんに寂しい思いをさせないために「すぐ生まれ変わっちゃうから」と言っているのだと思います。そんな気がしますよ。
普通、アクティブな人は亡くなったあと、あっちの世界(あの世)が楽しくて「いろいろなところを見たい!」と思うはずなんです。私だって、死後がとても楽しみです。まずは先に亡くなったお友達に会いたいです。もう毎日が大同窓会ですよね。「死んだときびっくりした?」「怖かった?」なんて話したりね。父や母にも会って「2人が亡くなった年齢の倍くらい生きちゃったよ」と伝えてみたいですね(笑)。
なのできっと、アクティブな人が「生まれ変わりたい」と思うまでには相当時間が必要だと思います。あの世の「楽しみ」と言っても、“エンジョイする”という楽しみではなく、“魂にとっての楽しみ”があるんです。
例えば、(あの世で出会った)親から「あなたが生きていたあのとき、本当に心配してそばで見ていたんだよ」と言われたり、先に亡くなった友人に「あのとき、こういう風にしてくれてありがとう」「ずっと憶えていてくれてありがとう」と伝えたり。それで自分自身の反省をするんです。
誰でも良いこと、悪いことをしてしまうわけですから、(あの世では)過去にやってしまったことを反省したり、これまでの誤解を解いたりできます。(あの世は)全て光に照らされるから影がない。闇がないし、嘘がない。
そうした経験をあの世でして、「自分は未熟だったから、やっぱりもう一度生まれ変わって人生を経験しなくちゃいけないかな」と思ったときに、生まれ変わりという方向に行くんです。
でも、生まれ変わりは、そんなに楽しいことじゃないんですよ。だって、生きることって大変じゃないですか。この世にいれば酷い目に遭うこともあるでしょう。それでも「経験と感動をしなければ」「生まれ変わらなければ」と思えたときに、生まれ変わりが起きるのです。
だから、この世で嫌なことがあったとしても「これは必要な学びなんだ」「この経験を自分は選んで生きているんだ」「ここから何かを得なければいけないな」と考えなければいけません。無駄なことはないんですよ。すべてに意味がある。そこで終わっちゃいけない。そこから絶対に花が咲きます。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「すべては、幸せに変える意味があります」
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11月17日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 11月25日(月)AM 4:59
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子