フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
2月13日(金)の放送は、「小学3年生から始まる英語への向き合い方」という相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
4月から小3になる息子がいます。いよいよ英語の授業が本格的に始まります。保育園や小1、小2でも英語に多少触れてはきましたが、親から見るとアルファベットもまだ理解できていないであろうレベルです。そんな子どもでも楽しく英語に馴染んでいくために、何かオススメの取り組み方があればぜひ教えてほしいです!(東京都 40代)
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この相談を受け、パーソナリティの住吉は「今の英語教育は、本当にちっちゃい時から触れさせているご家庭もあれば、学校の形だと小3から本格スタートなんですよね」と、現状の教育環境に理解を示しました。その上で、住吉は子どもの観察を通じて感じた1つのアイデアを具体的に提案しました。
「大人もそうですけど、子どもだと余計に、英語のアニメとか配信で観られる動画を本当に食い入るように観ますよね。繰り返し同じものを見るのも好きでしょう? 私は、言葉を覚える意味では、“繰り返し見ること”はすごくいいと思うんです。もし私から1つ提案するとしたら、本人が『繰り返し観たい!』と情熱的になるような英語のコンテンツを探して、出会わせてあげること。それだけでも、聞き取りの耳ができていくんじゃないかなと思います。子どもの耳は大人より絶対早いですからね」
さらに住吉は、技術面だけでなく“心の持ちよう”についても言及しました。「『もっと面白い』『これを理解したいから英語を頑張りたい!』というやる気が湧くのは、人間にとってすごく大事なことです。英語が話せるようになることは無駄ではありません。学校のためというより、人生のために語学が増えるのは、世界が広がる素晴らしい出会いになりますから」と、温かい言葉で背中を押しました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーから具体的な実践法や経験談がたくさん届きました。まずは、家庭で手軽にできる「環境づくり」について、多くのアドバイスが寄せられました。
◆音楽を生活の一部にする
子どもが楽しく英語に馴染む方法として、英語の音楽を家で流してみるのはどうでしょうか? 私は中学の時に初めて英語の授業がありましたが、その時の先生は教科書をほとんど使わず、カーペンターズなどの歌をみんなで歌ったり、会話をしたりする授業でした。3年間受けたおかげで、当時歌った「ラストクリスマス」や「トップオブザワールド」は、カタカナの音にはなりますが今でも歌えます。街中で流れた時に音が聞き取れて一緒に歌える、それだけで「私、英語わかる!」とちょっと自信になるんです。勉強というより生活の一部になっていて気づいたら覚えていた、という方がハードルもものすごく下がる気がします。私はその先生のおかげで、今でも外国の方とカタコトで気負いなく話せていますよ!(神奈川県 30代後半 女性)
◆元講師が教える「親子で楽しむ」コツ
小学校でも英語指導をしていた元講師です。小学校の英語は基礎からゆっくり教えてくれるので焦ることはないですよ。もし自宅で触れたいなら絵本や動画がおすすめ。今は音声付きの絵本も多く、ゆっくり話してくれるので聴いていて楽しいです。低学年なら「はらぺこあおむし」や「くまさん くまさん なにみてるの?」など、よく知っているお話から入るのも良いでしょう。YouTubeに動画バージョンもあります。その際、見せっぱなしではなく、ぜひ親御さんと一緒に読む・見る時間を作ってください。お母さんと一緒に見て会話することで、子どもたちは不思議と身につけていきます。毎回じゃなくて良いので、一緒に楽しんでください!(千葉県 40代 女性)
◆日本のアニメを活用する
「ワンピース」など、お子さんが興味のある日本のマンガやアニメの英語版を読ませたり視聴させたりするのはいかがでしょうか。私は中1の英語でつまずいた側の人間ですが、大人になってから日本アニメの英語版を観て、オリジナルを知っているからこそ「英語だとそんなふうに言うんだ!」と感心し、かなり頭に入ったと思います。(東京都 60歳 男性)
――勉強として押し付けるのではなく、子どもの承認欲求や主体性を引き出す工夫も大切です。
◆「お母さんにも教えて!」と頼ってみる
お子さんには、学校で習ってきたことを「お母さんにも教えて~!」と高い関心を寄せると、一生懸命伝えようとしてくれます。そこで「すごいね~!」「もう英語わかるんだ?」とベタ褒めしてください。これで勉強に前向きになるはず! これは英語に限りませんが、お子さんのやる気スイッチは、お母さんです。父親として同じことをしても、お母さんには敵いません。私の経験談です!(東京都 40代半ば 男性)
◆本人の「やりたい」という気持ちを待つ
私は今、国際系の大学に通っています。英語が好きになったきっかけは、周りの友達が公文で学んでいるのが楽しそうだと思い、自分から始めたことでした。授業を受ける前から特別なことはせず、まずは学校で受けてみて、本人が「楽しい!」と話してくれた時に公文などを探して応援してあげるのが良いと思います。「親から与えられる」より「自分が楽しいと思う気持ち」が大切。大学の友人も、自主的に留学に行くような「英語好き」が多いですよ。(千葉県 19歳 女性)
――最後に、長く語学と付き合っていくためのヒントが紹介されました。
◆完璧を目指さず、少しずつ触れる
1日10分でも構いません。英語のニュースを聴いたり、短い動画を観たりして少しずつ耳を慣らすことが大切です。好きな映画や音楽で楽しむのも良い方法。最初から完璧を目指さず、短いフレーズを真似して発音してみるだけでも確かな積み重ねになります。ニュージーランドにいる義妹(元・大企業英語教師)も「語学は焦らず少しずつ続けることが一番大切」と話していました。また、ある先生は「文法を捨てろ」という言葉とともに、趣味として楽しむことが上達の近道だと仰っていました。力んで追いかけるより、景色を眺めるように楽しんでみてください。……ま、自分は英会話、全然ダメなんですけどね(笑)。(東京都 50歳 男性)
◆身体を動かして覚える
アニメを何度も観るのも良いですし、身体を動かすのが好きなら、英語で話す体操教室や英語学童保育も手です。日本語を覚えるみたいに「聞いて、話す」環境があれば、お友達が英語を話しているうちに、あっという間にバイリンガルになれるかもしれません!(東京都 45歳 女性)
ーー「勉強」として構えるのではなく、まずは親子で一緒に楽しみ、生活の中に英語の音を忍ばせていくこと。そんな温かい関わりが、お子さんの世界を広げる第一歩になりそうです。
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<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM