乃木坂46の井上和(いのうえ・なぎ)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! 乃木坂LOCKS!」(毎月1週目の月曜~木曜 22:15頃~)。3月4日(火)の放送では、2月22日(土)、23日(日・祝)に福岡県・PayPayドーム福岡で開催された「乃木坂46 与田祐希 卒業コンサート」について語りました。この記事では、その後編として2日目の23日公演を振り返った模様をお届けします。
●前編記事はコチラ!
乃木坂46の井上和
◆2日目で披露した「やさしさとは」裏話
井上:2日目ですが、私は与田さんと2人で「やさしさとは」を披露させていただきました。すごく緊張したし、初日(22日公演)は“お祭り”っていう感じがあったから、楽しすぎてあまり卒業を感じていなかったんですけど、2日目のこの頃からすごく卒業を感じてきて……。
私が思い悩んでいたとき、特に2023年の夏は、すごくいろんな人から優しい言葉をもらったけど、そのときは、人の言葉が怖くなっていたというか、それを信じたらいいのか分からなかったりして。そんなときに与田さんが、優しい言葉をかけてくれるわけではないけど、一緒にふざけ合ってくれたり、ご飯を一緒に食べてくれたり、ずっとそばにいてくれて。それがすごくうれしくて、“優しさの形っていろいろあるんだな”ってジーンときたというか。
それで、この日のセットリストがメンバーに公開される前に、与田さんから「いろいろ迷ったけど、この曲を一緒にやろうかなって思っているんだよね」って話してくれて。もしかしたら、私が感じていたものと与田さんが伝えたかったものって一緒だったのかもしれないなと思えて、すごくうれしかったです。
◆手紙に込めた想い
2日目のアンコールでは、ありがたいことに私がメンバーを代表してお手紙を読ませていただいたんですけど、“あれで伝わったかな……?”というくらい、与田さんにしてもらったことが多すぎて。してもらったことを並べていたら、こんなにきれいな時間というか、きれいな愛と優しさをもらっていたんだなって(手紙を)書きながらうれしくなって。ありがたいなというか、たくさんお世話になったなってすごく感じて、何て言うんだろうな、本当に……寂しくなりました。
もちろん“乃木坂46に8年半いてくださってありがとうございます!”っていう気持ちもあるんです。だけどやっぱり、自分のなかに弱さがあって“まだ行かないでほしいな”ってどうしても思っちゃって。でも、そういう気持ちもちゃんと素直に伝えられたし、そう思える人に出会えて良かったってすごく思えたので。卒業は寂しいけど、“これからもっと頑張ろう!”っていう力をこの日にたくさんいただいたなって思います。
――ここで「誰かの肩」(乃木坂46)をオンエア♪
井上:与田さんの卒業コンサートについて思い返しながらお話をしていると、今でも寂しくて涙が出てきてしまいそう(苦笑)。
コンサートが終わった後も当たり前のように日常が続いていくわけで、そのなかで“卒業しちゃったんだな”って思うことも最近は多いですけど、次のシングル(の活動)も始まりますし、みんなで一緒にちゃんと前を向いて頑張っていけたらなって思いました!
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3月4日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2025年3月12日(水)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)/月曜~火曜、アンジー教頭(アンジェリーナ1/3・Gacharic Spin)/水曜~金曜
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/