アーティストの坂本美雨がお届けするTOKYO FMのラジオ番組「坂本美雨のディアフレンズ」(毎週月曜~木曜11:00~11:30)。3月13日(月)の放送は、歌手・荻野目洋子さんがゲストに登場。ニューアルバムの制作エピソードや、家族との交流について語ってくれました。
坂本美雨、荻野目洋子さん
◆ライブ会場&レコード限定! ニューアルバム制作秘話
坂本:荻野目さんが全曲、作詞・作曲されたアルバム『Bug in a Dress』。こちらは、アナログレコードだけでの発売となるんですね。
荻野目:今回はちょっとこだわりがあって、ようやく形にできたアルバムなんです。コロナ禍が何年間か続き、家にいる時間が長くなり、家で音楽を聴く時間が増えましたよね。うちは、自然があるもう1つ別の家で家族と過ごす時間を持ったりして、そういう所に行くとアナログ盤を聴く時間もすごく増えたんです。時間がたっぷりあるから、レコード盤のA面を聴いてB面を聴き、あらためて「いいよね~」と納得する時間を作ることができたんです。
それで、自分の作品でも、もう一度(レコードを)作りたいねって話を主人と盛り上がって、背中を押されました。
坂本:最近はアナログ盤を発売される方も多いですが、“アナログ盤だけ”っていうのは潔いですね。
荻野目:限定で作りました(笑)。
坂本:今のところはライブ会場で購入ができて、一番早く手に入るのが東京・丸の内コットンクラブで4月8日(土)、9日(日)に開催される公演「Yoko Oginome Spring Live 2023 “Bug in a Dress”」になります。
荻野目:ライブに来ていただいた方に買っていただいて、聴いてほしいです。
坂本:楽曲は、コロナ禍で少しずつ書き溜めていたのですか?
荻野目:そうですね。以前から作詞も作曲もしたことはあったのですが、楽器や曲づくりはコンスタントにやってきたわけではないので、そこまでの自信も持てなくて。だから今回はチャレンジでしたね。ある意味、「こんなんできました!」みたいな(笑)。
普段、家族にも料理のときに言うんですけど、冷蔵庫に余っているもので「こんなんできました」って出すんです。家族から「これは何?」って聞かれても「『こんなんできました!』ってメニューだよ」って言うんですよ(笑)。
坂本:(笑)。「アルバムを出したい」と言ったら、荻野目洋子さんだからこそ、いろんな方を巻き込むことが可能だと思うんです。それでも今、純粋に作りたいものを手作りする。そういったピュアさを、今回のアルバムですごく感じます。
荻野目:ありがとうございます! ジャケットも自分で描いたイラストです。
坂本:こちらはセルフポートレートでしょうか?
荻野目:描いてみたら自画像のような、だけど自分の顔を描こうと思っても描けないし、でもどこか自分に似ているような気もする絵、って感じになりました(笑)。
3月27日週のゲストは、3月27日(月)須田景凪さん、28日(火)Little Glee Monster かれんさん&結海さん、29日(水)松山ケンイチさん、3月30日(木)怒髪天 増子直純さんです。
<番組概要>
番組名:坂本美雨のディアフレンズ
放送エリア:TOKYO FMをはじめとするJFN全国38局ネット
放送日時:毎週月曜~木曜11:00~11:30
パーソナリティ:坂本美雨
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/dear/