モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、2月3日(月)~2月7日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
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◆SNS詐欺被害 前年より倍増の「およそ1,990億円」
警察庁のまとめによると、2024年の刑法犯認知件数は、前年と比べて4.9%増の73万7,679件で、3年連続で増加していることが分かりました。ネットでの詐欺犯罪の被害額はおよそ1,990億円で、前年から倍増しています。
こうした現状に、「これは本当に残念なニュース。詐欺被害自体はSNSに限らず、ずっと前からあって、毎年対策の強化をしているし、注意喚起もしているわけだけど、あの手この手でやり方を変えつつ数字が大きくなっているのを見るとすごく残念」とユージ。さらには、「自分自身は大丈夫と思っていても、今一度、気をつけてほしいと思います。身近なお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんとか、もしかしたら気づかずにそういうところにはまってしまう可能性もあるので、注意喚起をお願いします」と呼びかけていました。
◆労働力人口 過去最高の「6,957万人」
総務省が発表した労働力調査によると、15歳以上の働く意欲がある労働力人口は、2024年に6,957万人になり、比較可能な1953年以降、過去最多だったことが分かりました。前の年より約32万人増え、2年連続で最多を更新。なかでも、働く高齢者や女性と外国人の増加が大きく、2030年には7,000万人を超えるという民間予測もあるようです。
ちなみに、2024年では65歳以上の労働力人口は946万人で、2000年と比べるとおよそ2倍に。4人に1人以上が働く意欲がある計算になるようで、ユージは「働く高齢者の方が増えているなっていう実感があります。僕の周りでも、高齢者の方は全然元気で、“これでもう働かないってどうなの?”っていう本人の意思もあるし、あとは物価が高すぎて、(生活費のために)働かざるを得ないというのもあるよね」と 所感を述べていました。
◆北陸で去年より「12日早い」春一番!
気象庁は2月3日(月)、北陸で「春一番」が吹いたと発表。今年の春一番は全国で初めてで、去年より12日も早く、1989年以降、全国で最も早い記録となりました。
このトピックに、ユージは「いよいよ春の兆しですね。待ち遠しいです」と春の到来を心待ちにしていました。
◆もう一度就活 “挑戦”より“安定”「56.5%」
転職サービス「doda」などを提供するパーソルキャリア株式会社が運営する調査機関「Job総研」が、20~50代の社会人の男女632人を対象に実施した調査で、もう一度就活する際、「安定」か「挑戦」のどちらを優先するかを聞いたところ、「安定派」が56.5%で過半数を占めました。なお、その内訳は「断然安定」が17.1%、「安定」が18.5%、「どちらかといえば安定」が20.9%でした。
もう一度就活するとしたら「挑戦」を優先したいという吉田アナ。「今もすでに(フリーとして)挑戦していて、“挑戦してよかったな”と思っている部分が大きいから」とその理由について触れつつ、「もし今、大学生に戻ってもう一度就活ってなると、やっぱり最初は『安定』を選ぶかもしれないですね。場数を踏ませてもらうとか、失敗してもまた次のチャンスをもらえるっていうのは、安定した環境のなかだからこそ」とも。
一方、ユージは「僕は『安定』を考えたことが1度もない」とキッパリ。「いろいろな考えがあるけど、僕はもう1回人生をやり直すとしても、たぶん挑戦しちゃう気がする」と話していました。
◆災害用井戸がある自治体「31%」 断水時に活用へ
政府は去年、災害用井戸に絞った実態調査を初めておこないました。自治体が管理する公共分や、個人、企業など、民間所有で登録済みの井戸の状況を調べ、全1,741市区町村のうち1,490が調査に回答。その結果、災害用井戸がある自治体は、およそ31%であることが分かりました。
このトピックに、ユージは「井戸があると、断水しても使えるので、能登半島地震をきっかけに緊急時の水源としても注目されているし、これがもっと増えてくるといいなと思いました」と感想を口にし、「飲み水に利用できる井戸を増やしたり、井戸の使い方や井戸がどこにあるのかを知ってもらうことも大事ですし、あとは水質検査もぜひ進めてほしい」と望んでいました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世