声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめる
TOKYO FMのラジオ番組「水樹奈々のMの世界」。6月5日(月)の放送では、劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」(前編は6月9日(金)、後編は6月30日(金)から上映)でも共演した声優・井上麻里奈さんをゲストにお迎えしてお届けしました!
声優・歌手として活躍する水樹奈々
◆憧れの「セーラームーン」出演に感激
水樹:今回は、ゲストにこちらの方をお迎えしています!
井上:声優の井上麻里奈です!
水樹:よろしくお願いします! いろんな作品で共演しているけど、ラジオでゆっくり話すのは初めてじゃないですか?
井上:初めてです!
水樹:本当にいろんな話ができたらいいなと思っています。そして、私たちは劇場版「美少女戦士セーラームーン Cosmos」で共演しております! 私、水樹奈々は火球皇女(かきゅうこうじょ)/セーラー火球役、麻里奈ちゃんはセーラースターファイター/星野光(せいや・こう)役を務めています。麻里奈ちゃんは、(今回の役について)いかがでしたか?
井上:どうなんでしょう? ちょっと自分をあまり客観視できていないというか、ずっと不安で仕方がないというか。
水樹:バッチリでしたよ! かっこよかったです。
井上:それこそ「美少女戦士セーラームーン(以下:セーラームーン)」世代だったので、セーラームーンごっこもしたし、セーラームーンがきっかけで「なかよし」(講談社)も買い始めたりしました。
ただ、「美少女戦士セーラームーンCrystal(以下:クリスタル)」のときに、何度もオーディションを受けては何度も落ちて、“私はもう、セーラムーンには関われないまま、1ファンとして生涯を終えるんだ”と思っていた矢先に、まさかの星野光役のオーディションいただいて……驚きですよ。
水樹:私も、台本をもらった一番最初のページにキャストの香盤表があるじゃないですか。それで星野光役が麻里奈ちゃんなのを知って“ピッタリ!”って思いましたからね。
井上:私も、奈々さんが火球様役っていうのを発表されたときに“ピッタリ!”って拍手喝采ですよ(笑)。
水樹:いやいや、私も不安でしかありませんでしたよ。「美少女戦士セーラームーンCrystal」が始まるときにオーディションを受けたんですけど、残念ながらご縁がなくて“私がセーラームーンに関わることは一生ないのね……”って(笑)。
井上:みんな同じ気持ちなんですね(笑)。あんなにオーディションに落ちて悔しかったことはなかったです。私なんか、クッションに顔を埋めて“ウー”って泣きましたから(笑)。
水樹:わかる(笑)! そうしたら、今回まさかの合格だったんで、信じられないぐらいうれしくて。
井上:“こんな世界線があるんだ!”って思いましたから。
水樹:それに、好きだからこそ、やっぱりすごくプレッシャーを感じるというか。だって、大好きな方が世界中にたくさんいる作品じゃないですか?
井上:どの世代にも、世界中にもいらっしゃいます。
水樹:そんな作品に携わるということで、緊張感がありましたね。完成した作品を観たときはどうだった?
井上:やっぱり自分は根っからのセーラームーンファンなんだなって思いました。(最初は)自分のセリフの部分を意識しながら客観的に観ていたんですけど、次第に(月野)うさぎちゃん目線でストーリーを追っている自分がいて。
水樹:わかる~、その両方の狭間で揺れ動く気持ち(笑)。
井上:うさぎちゃんが背負うものとか、思い、孤独。そういったものを受け止めてしまうと、本当に切なくて。
水樹:そうなのよ。特別な力を持っているからこそ、孤独な葛藤が常にあって。だから、涙しながらも前を向いて“私はこれをやらなきゃいけないんだ”って、自分にしかできないことを歯を食いしばって立ち向かっていく姿が、すごく感動的でした。
井上:そうなんですよ。そんなうさぎちゃんだからこそ、星野光がきっと気になってしまうというか。
水樹:火球様を思う気持ちとは、また違う気持ちが生まれていますからね。
井上:星野として、うさぎちゃんを支えるという役目ができて幸せでした。
◆名曲「セーラースターソング」をカバー
水樹:実は、私たち2人も一緒に歌ったんだよね!
井上:え!? そんなことを言ってもいいんですか〜(笑)?
水樹:(笑)。私はアニメも観ていたので、スリーライツが歌うシーンは絶対にあるだろうなと思っていたんですけど、“火球も歌うんですか!?“ってビックリしちゃって(笑)。
井上:そりゃあ、奈々さんですから!
水樹:しかも、名曲「セーラースターソング」をスリーライツのみんなと4人でカバーさせていただいたんですよ!
井上:名曲ですよ! 熱かった〜!
水樹:ただ、ソロパートが結構長くて(笑)。
井上:そうですね、特に火球様は。
水樹:私はサビを歌っているんですけど、火球の声域ではちょっと高くて、どういうふうにアプローチしようかとすごい悩みながら(歌いました)。
井上:“キャラクターとして歌う”というのは大変ですよね。
水樹:そこで、火球もセーラー戦士として戦うシーンがありますので、そこでの凛とした姿勢というか、諦めず前に進んでいく力強さを歌に乗せられたらいいなと思って。
なので(クレジットの)表記もセーラー火球になっているので、勇ましさというか、勇敢に立ち向かう姿を歌からも感じてもらえたらいいなと思っております。
井上:ぜひ聴いていただきたいです!
◎6月12日(月)の「水樹奈々のMの世界」も、引き続き井上麻里奈さんをお迎えして「セーラームーン」に関する特別企画をお届けします。お楽しみに!
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聴取期限 2022年6月13日(火)AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:水樹奈々のMの世界
放送日時:毎週月曜 21:00~21:30/ FM愛媛土曜深夜1:30~2:00
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/7