スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
2月4日(日)の放送では、リスナーから届いた「睡眠中に見る夢」に関する相談メッセージを紹介。江原がアドバイスをお届けしました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
「定期的に見る夢」について質問です。その夢の内容は、「とてつもなく汚いトイレで用を足さなくてはならない」というものです。場所はいろいろあり、お屋敷のような広い個室、学校のトイレ、カーテンで仕切られたトイレなど。夢に出てくるトイレは薄暗く、足元や座る部分が糞尿にまみれ、とにかく汚いです。
これまで家のトイレ、デパートのトイレ、仮設トイレなど、さまざまなトイレを利用してきましたが、夢に出てくる汚いトイレに出会ったことがありません。それなのに、毎回夢に出てくるのが不思議です。この夢から受けるメッセージを教えていただけますと幸いです。
<江原からの回答>
江原:夢というものについての意味をお伝えしましょう 。夢にはいくつかの意味があるんです。
1つは「メッセージ」。このメッセージは、スピリチュアルな世界からのメッセージです。これには、さまざまな意味が込められています。「こういうことに注意しなさい」というようなもので、正夢(まさゆめ)とか、世間で言う“お告げ”なんかもそうですね。
2つ目は「スピリチュアルなトリップ(旅)」。夢のなかで「死んだお母さんに会った」というような、スピリチュアルなドリームのことです。生きている人も、みんな寝ると(魂が)あちらの世界に行くんですよ。そうすると、向こう(あの世)でいくつかの出会いがあったりするんですね。逝かれた方とそこで再会することもあります。
あとは“予知夢”ってよく言いませんか? 初対面の人と会ったとき、「この人とは以前会っているな」とか「初めての感じがしないな」と感じることってありますよね。なぜかと言うと、向こうで先に会っているんですよ。「この人と結婚する気がする」という人と本当に関係が進んでいくことって多いと思いますが、実は向こうへのトリップで先に会ってしまっているので、次から次へと事が進んでしまう……ということがあるんです。
生きている人も寝ている間は向こうに行くので、寝ている間に話を進めていってしまうので、現世での出会いのほうが後っていうことです。だからこの世で会ったときに「あれ? お会いするのは初めてじゃないですよね?」「いや、初めてですよ」なんてことが起きるのです。
そして最後が、自分の心理的なものが夢に反映される「思い癖」。追い込まれていたりすると、やはり追われているような夢を見てしまいますよね。波長の法則といって、寝ている間のスピリチュアルのトリップの間でも、自分自身が常に追いつめられているような思いで寝ていると、あちらの世界に行っても低い世界に行ってしまって、奇妙な夢を見るときがあるんです。自分の心の映し出し。これは、自分で「こういう心で生きてはいけない」と気付くためのメッセージです。
相談者さんの夢も、種類としては「思い癖」が当てはまるでしょう。分からなくもないですよ。今の世の中、見ようによっては、汚いトイレです。問題ばかりがいっぱいありますよね。だからそういったなかで、普段から「(そういう汚いことに)自分は関わりたくない」とか思いながら生きていると、こういう夢を見てしまうわけですよ。
世の中には汚い部分があり、そこに関わりたくないと思っているのだとしたら、「こんな汚い世の中だけど、そこを私は生き抜くんだ!」と思って寝れば良いんです。だって、そうは言ったって、私たちの世界ですもの。自分たちで天国にしないと。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「夢は、自分で判断することに意味があるのです」
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2月4日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2月12日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子