上白石萌歌(adieu)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! adieu LOCKS!」。8月10日(木)の放送では、リスナーのおすすめ曲をオンエアする恒例企画『もえうた』をおこないました。今回のテーマは、「体が冷えるような怖い曲」です。リスナーのメッセージと感想を紹介します。
上白石:今夜は、生徒(リスナー)のみんなが萌えている楽曲、好きな楽曲を教えてもらう毎月恒例『もえうた』の授業をやっていこうと思います。今月のテーマは『体が冷えるような怖い曲』です! ホラーが苦手な生徒は本当にごめんね。ちょっとボリュームを抑えてもいいかもしれない(笑)。無理しないで聴いてください……!
◆リスナーが紹介する『体が冷えるような怖い曲』
【私が思う怖い曲は、『世にも奇妙な物語』のテーマ曲です! この音楽が流れてくるとゾッとして、1人でトイレに行けなくなります(笑)。でも、暑い夏に寒気を感じたいときに聴くと、ちょうどいいです!】
上白石:(楽曲を聴きながら)出たよ~怖い……。みんな、この曲フルで聴いたことある? 曲の箇所によって全然違う表情を見せるというか、すごく神秘的な部分もあったりするんだよね。怖さより、じっとりした人間の中に潜む恐ろしさみたいなものも感じるすごくドラマチックな曲だなって思います。この曲、拍手をすると怖くなくなるんだって! ちょっとやってみる?
(拍手しながら)本当だ! アンコール待ちみたいな気持ちになっていく(笑)。なんでなんだろう? やっぱり怖い曲って不安定な感じが怖いのかな? だから自分でリズムを刻むと安心するんだろうね。へぇぇ~!
(リスナーに向けて)いつもトイレに行けなくなるっていうけど、今度から手拍子やってみて! 全然怖くなくなる……(笑)。
【萌歌先生こんばんは。僕の「体が冷えるような怖い曲」は、björkの「Pagan Poetry」です。美しいハープと讃歌的なコーラスが響き渡る神秘的な曲なのですが、ハープのリフもコーラスも、少し安心しない音に着地するのが不安を煽ってきます。美しさと狂気が紙一重なこの曲を聴くといつもゾクっとします】
上白石:(楽曲を聴きながら)わぁ~、背中が冷えました……。ちょっとセリフっぽいっていうか、嘆きとか叫びっぽい感じの歌い方で、すごく物語があるなっていうのと……たしかに、ハープのこの音の階段もすごく怖いね。ゾクゾクする感じがしました。
すごく神秘的だけど、闇というか、胸の奥のほうのドロっとした気持ちみたいなものを表している曲なのかなって思いました。でも、すごく素敵な曲! 美しい怖さを感じました。ありがとう!
【8月の「もえうた」は、映画『JOKER』の挿入歌である「Bathroom Dance」を選びました。歌詞はないのですが、曲調と楽器の音が不気味さでいっぱいです。この曲が流れた場面では、薄暗い中で主人公が踊っていたと思います。映画を見てから時間がたっているのと、怖くて頭が真っ白になってしまい「怖かった」以外の記憶が残っていませんが、この曲が不気味だったことはよく覚えているので選曲しました】
上白石:(楽曲を聴きながら)ちょっと……怖いよぉ……。じっと聴くと、本当にブルブル震えてくるね……(笑)。
この弦楽器はバイオリンなのかな? 弦楽器の低音がすごく人の不安を煽るような音というか。これが劇中で流れていたら、すごく不安な気持ちになるね。ここでジョーカーが踊ってるんでしょ? 暗闇の中で、真っ白い顔で……怖い、それは怖いよ。
映画音楽、特にホラー映画の音の作りって本当にすごいなと思っていて。ちゃんと静寂と音のぶわぁってなるところのコントラストがあって、映画の怖さをより引き立たせるのは音楽だなって思うと……やっぱり音のセレクトとか、どういう曲を使うかってすごくこだわるんだろうなって思いました。
上白石:いやあ~、おもしろいですね。だって実際に身に起こってないことなのに、音を聴いただけでこんなに怖いとか不安と思えるって、音楽の力はすごいなって思いました。
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8月10日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年8月18日(金)AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:SCHOOL OF LOCK!
パーソナリティ:こもり校長(小森隼・GENERATIONS from EXILE TRIBE)、COCO教頭(CRAZY COCO)
放送日時:月曜~木曜 22:00~23:55/金曜 22:00~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/lock/