スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
7月6日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
お2人のラジオでの会話を聴いていて、「なんて言葉の選び方や紡ぎ方がお上手なんだろう」と思います。
私は、頭のなかで思っていることを言葉として伝えたいときに、それがうまく表現できていないことが良くあります。「他の言い方があったんじゃないか」と後悔したり、うまい言葉が見つからずに伝えきれなかったりするときがあります。
お2人はラジオをはじめ、さまざまな場所でご自身のお考え、お気持ちを発する場所がおありだと思います。相手に言葉を届けるときに、意識していること、気をつけていることなどあれば、ぜひ教えていただきたいです。
<江原からの回答>
江原:ということですが、協子さん、いかがでしょう?
奥迫:私も江原さんの言葉の紡ぎ方に、いつも学ばせてもらっています。私は本当に、まったく言葉の紡ぎ方が上手くはないんです。ただ、自分の心をそのまま素直に伝えるのは、私にできることじゃないかな、と思っています。誰にどう思われるとか、そういったことよりも、自分の心に素直に言葉にしようと考えていますね。
1つ心がけているのは、「~で良かったね」「~で幸せだったね」「幸せね」、とか(自分の言葉が)感謝の言葉で終わるようにしています。そうすると自分の口から出たものが耳に入って、自分も幸せになるし、人も幸せになるかな? と思うんです。
江原:私はこの質問自体が、「息の吐き方ってどうすれば良いですか?」と聞かれているようで、不思議でならないです。表現がどうこうよりも、たくさんの表現を聞いたり、見たりしなきゃいけません。仕入れをしなければ、お料理は作れないですよね。お料理が上手な人だって、それは素材をちゃんと仕入れていて、たくさんの料理を見ているから出来ることでしょう。「キャベツって甘いんだ」とか「これを組み合わせたら良さそうだ」とか、いろいろなことをわかっているから、料理上手なんです。
だから、人生には“仕入れ”がなきゃ。仕入れが大事。協子さんもご自分では「言葉を紡ぐのはあまり上手じゃない」なんておっしゃるけれど、いっぱい仕入れてきているじゃないですか。たくさんのことを見聞きしてきていますよね。「眺める」のと「見聞きする」のは違うんですよ。多くの人は、眺めちゃうんです。そうすると、ふっと通りすぎてしまう。
私たちは「本当かな?」「えっ、なぜ?」「これは何かに使えないかな?」と、喜怒哀楽の情を抱きながら感じているんです。それが引き出しのなかに自然と入っているから、冷蔵庫と一緒で、パッと開けたら素材があるんですよ。別に上手もなにもなくて、強いて言えば“仕入れ上手”なんです。
そう過ごしていれば自然と言葉が出てきますよ。伝えるために何かを作っていたら、疲れちゃいますよ。自分が見聞きして、仕入れたもの以外に出ません。それを参考にしていただければと思います。
江原啓之、奥迫協子
●江原啓之 今夜の格言
「人は、刺激で育ちます」
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子