モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「ONE MORNING」(毎週月曜~金曜 6:00~9:00)。この記事では、9月23日(月・振休)~9月27日(金)の放送から、ニュースを象徴する1つの数字にスポットを当てるコーナー「SUZUKI TODAY’S KEY NUMBER」で取り上げたトピックを紹介します。
(左から)パーソナリティの吉田明世、ユージ
◆民間企業の「平均給与460万円」で3年連続の増加
国税庁が9月25日(水)に公表した「民間給与実態統計」によると、民間企業の社員やパート従業員らが1年間に得た給与の平均は、前年比0.4%増のおよそ460万円で、3年連続の増加となりました。
その一方で、一昨年と前年の伸び率2%を超えて推移していたのに対し、今回は0.4%増で伸び率としては下がり、ボーナスの平均はおよそ71万円で、3年ぶりの減少となっています。
このトピックに、ユージは「『平均給与3年連続で増加』って聞くと、まずはいいことだと思う。去年、新型コロナが5類になって、旅行や飲食のサービス業の需要が回復傾向だったと思いますけど、伸び率やボーナス(の平均)が下がったのが、ちょっと気になるところ」と率直な感想を語りました。
◆輪島市と珠洲市で「観測史上1位」の大雨
9月21日(土)、石川県では線状降水帯が発生し、記録的な大雨となりました。数年に1度程度しか発生しないような短時間の大雨を観測したことを示す「記録的短時間大雨情報」も発表され、輪島市と珠洲市は、1976年からの観測史上1位の大雨を記録。震災からの復興に向けて進んでいた石川県・能登半島は、各地で河川の氾濫や土砂崩れが発生するなど、再び甚大な被害に見舞われました。
ユージは「雨が収まった地域でも、これまでの雨で地盤がゆるんでいるところがあるため、引き続き警戒が必要です。避難情報や気象情報に注意し、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に警戒してください」と注意を促しました。
◆発売後 半年経たずに「15万部」突破
毎月、最終火曜日は「ジュンク堂書店池袋本店」とのコラボ・キーナンバー! 今回紹介するのは、「ビジネス書」部門です。同店スタッフが注目作として挙げたのは、発売後に半年絶たずして15万部を突破した、野村裕之(のむら・ひろゆき)さんの「頭のいい人だけが解ける論理的思考問題」(ダイヤモンド社)。
本作の魅力について、同店スタッフは「大切だと言われる論理的思考を身につけ、鍛えるのにうってつけの本。特別な知識を必要とせず、問題文を読んで論理的に考えれば答えが導けるというのが論理的思考問題。これが本にたくさん収録されています。知識はいらないので、いつでも始められて、問題を楽しんで解くことができます」と解説。「世の中のスピード、情報量が多く、深く考えずにすぐに答えや返事をしてしまう人や諦めてしまうことが増えていると感じる方におすすめ」とのことです。
本のなかから例題を出されたユージはまったく解くことができず「分からん! 駄目だ……」と白旗状態でした。
◆給与のデジタル払い25日開始 上限は「20万円」
キャッシュレス決済を展開する「PayPay」は8月、給与をデジタルマネーで支払うサービスを、日本で初めて厚生労働省から認可を受けたことにより、企業と従業員が合意すれば、従業員がスマートフォン上のPayPayのアカウントで給与を受け取ることができるようになりました。
9月25日(水)、ソフトバンクグループの従業員を対象に、最初のデジタル払いがおこなわれました。PayPayで受け取れる給与の上限は20万円で、従業員が設定した金額が定期的に自動でチャージされるということです。
ユージは、「僕、これいいなと思った」とコメント。「何故かというと、まずPayPayでできることっていっぱいあるんですよ。請求書系を払ったり、税金を払ったりもできちゃうし、あとは運用とか。PayPayってネットならではのサービスがあったりするので、そういう意味では一部をPayPayに入れてもらうはありだと思う」と興味を示すと、吉田は「今後、(給与のデジタル払いが)広がっていくかもしれないですね」と推測していました。
<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世