ふかわりょう&鬼頭里枝がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」(毎週土曜11:30~11:55)。普段の生活に“ひと足し”して心豊かになるモノ・コトについて考えていきます。毎回ゲストを迎え、1週間の慌ただしさを癒やしてくれる「〇〇なもの」「〇〇の生活」について伺っていきます。
7月29日(土)、8月5日(土)の放送は、アーティスト、俳優、モデルなどマルチに活躍するDEAN FUJIOKA(ディーン・フジオカ)さんがゲスト出演。7月29日(土)の放送では、自身初のベスト・アルバム『Stars of the Lid』をリリースしたばかりのDEANさんが、モデルデビューのきっかけ、歌手活動への思いなどについて語りました。
(左から)ふかわりょう、DEAN FUJIOKAさん、鬼頭里枝
◆“歌い手”としての感覚
ふかわ:音楽活動をしているときの心境は?
DEAN:楽曲を作るときに、自分のなかで「なぜこの曲を生み出すのか?」ということを考えて、常に掘り下げて、掘り当てられるかを1曲1曲、楽しみながら勝負している感じです。
ふかわ:そういうときは、気持ちの置き方としては役者ではなく、アーティストやシンガーを演じるキャラクターだったりするんでしょうか?
DEAN:歌い手としてはそうですね。できたものに対して、歌い手としてどういうストーリーテラーになっていくか、っていう感覚は明確にあります。
◆人生を変えた香港での出来事とは?
ふかわ:香港での出来事がモデルデビューの大きなきっかけになったと伺っています。
鬼頭:2004年ですね。番組の資料に「香港のクラブでラップをした」と書いてあってビックリしました。
DEAN:たまたまオープンマイクのイベントをやっている日で、ミュージシャンたちがセッションしているのが楽しそうだったので、混ぜてもらった感じでした(笑)。みなさん、すごく温かく迎えてくれて、たまたまその日にフロアでいた香港のファッション誌のエディターの方に声をかけてもらって。それがモデルとしての最初の仕事でしたね。
ふかわ:そこでラップの道ではなく、あくまでモデルとして?
DEAN:その後もクラブで音楽をセッションしたり、奏でることもやり続けていたんですけど、エンターテインメントとは違うほかの仕事もやっていたんです。そんななか、エンターテインメントの仕事が一番つながっていきました。エンタメのキャリアがスタートしたのは、やはり香港だったなと思います。
ふかわ:ステージ上で表現することと、作ることって時間の使い方が違いますよね。DEANさんにとっては、どちらも必要ということでしょうか?
DEAN:正直、最初は人の前に立つよりも、(裏方の)作家のほうが向いているなと思っていました。
ふかわ:ええっ!?
DEAN:コンセプトを作って作家として曲を書く。プロデュース、もしくは作詞や作曲家のほうが向いているんだろうなって気持ちは、初期に強くありました。
鬼頭:素敵なビジュアルでお声もいいし、堂々と前に出ていってもよさそうだと思います。
DEAN:スタジオにこもって曲を作ることが好きだったのですが、自分で歌うようになって「歌い手とは何たるか」という部分に触れることができたので、そっちもやっと楽しめるようになった感じですね。
鬼頭:日本でのアーティスト活動は10年になります。アーティストとしての10年はいかがでしたか?
DEAN:試行錯誤の連続ですね。俳優やモデルの仕事があって、自分が持ちうる時間には限りがあります。そのなかで楽曲を作ったり、ツアーを回ったり、パフォーマンスしたりするので、すごく歯がゆい思いを常にしてきて。
じゃあ、ほかのすべてをやめて音楽だけをやるかっていうと、それも何か違う気がするんです。葛藤がずっとあるなか、目の前のことを一つひとつ、そのなかの自分のベストを出すことだけを頼りにやってきて今日に至る感じです。
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番組では他にも、DEANさんが出演する台湾のNetflixオリジナルドラマシリーズ「次の被害者」についても語ってくれました。
「野菜をMOTTO presents ○○のある生活」は、毎週日曜・朝9時からK-MIX(静岡エフエム放送)でも放送中です。
<番組概要>
番組名:野菜をMOTTO presents ○○のある生活
放送エリア:TOKYO FM、K-MIX
放送日時:毎週土曜11:30~11:55(TOKYO FM)、毎週日曜9:00~9:25(K-MIX)
パーソナリティ:ふかわりょう、鬼頭里枝