山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。4月20日(木)の放送では、俳優の野村周平さんをゲストに迎え、主演ドラマ「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」(Paravi)について伺いました。
(左から)野村周平さん、パーソナリティの山崎怜奈
◆クロちゃん役オファーに「なんで僕なんだろう」
Paraviで独占配信している安田大サーカス・クロちゃんこと黒川明人(くろかわ・あきひと)さんの半生を描いたドラマ 「クロちゃんずラブ~やっぱり、愛だしん~」で、主人公のクロちゃん役を演じている野村さん。このキャスティングの話に衝撃を受けたそうで、「なんだろうこのオファーは……というか、最初は言っている意味がわからなくて、なんで僕なんだろうと(笑)」と話します。
そして、なぜ抜擢されたのかを野村さんなりに考えた結論は、“誰もやってくれなかったから”。それをキャスティング担当に話したところ苦笑いしていたそうで「きっと確実かなと(笑)」と言います。
そんな野村さんが劇中で演じるクロちゃんは、ディティールまでものすごいこだわりが垣間見え、「言葉を選ばずに言うと気持ち悪い(笑)」とれなちがはっきり言い切るほど激似。
それだけに役作りは大変だったそうで、最初の難関は“声”。クロちゃんのように高い声で演じるか、地声でいくか最初はとても悩みながら撮影を進めていたなか、現場にクロちゃんが現れ、野村さんを見て「『あぁ! すごく似てるしん! 頑張ってしん!』みたいなことを言って、目隠しをされながらどこかに行ったので、“やっぱり声高くいったほうがいい!”と決心がついた」と振り返ります。
◆「クロちゃんずラブ」は自信を持って薦められる
また野村さんは、クロちゃんについて「テレビで観ると気持ち悪いですけど、でもやっぱり面白いじゃないですか。昔から観ていて、案外(クロちゃんのことが)好きな自分がいたんですよね」と評し、今回の演技に関しては「ずっと観ていたから自然にできたというか(笑)、男だったらマネしたことがあると思うんですよ。その延長でとんでもなくうまくいったというか……(笑)」と語ります。
さらには、「僕は『自分のお芝居がめちゃくちゃいいから観て!』って言える作品があまりないんですけど、今回はパーフェクト、いや120%ぐらいのクロちゃんを演じることができたので、自信を持って『観てください!』と言える」と声を大にします。ただ、野村さん自身は観ると恥ずかしくなってしまうため、あまり観ないようにしているとか。
◆思わず平謝り!?
ドラマの内容については、「クロちゃんの歴史というか、人生自体がとんでもなく面白くて、アニメみたいなんですよ。脚色もなく、むしろ削り落としているぐらいで。だから、地上波でやってほしかったって思いもありますけど……(あらためて)“地上波ではまず絶対に放送できないな”って(笑)」と惜しみます。
とはいえ、地上波で放送するとなると、コンプライアンスなどもより考える必要があるため、「(Paraviじゃないと)あの面白みは出なかったと思います」と自信をのぞかせます。
ちなみに、れなちは第1話を観てどハマりしたそうで、「一気見しちゃいました! ぜひみんなに観てほしい!」とリスナーにオススメします。
また今回のドラマでは、野村さん演じるクロちゃんの前に次々とヒロインが現れるそうですが、ヒロインが変わるたびに「申し訳なく思っていた」と野村さん。
「僕だってしたくてしているわけじゃないし、芝居とはいえ、本当に気持ち悪いことばかりするから……(苦笑)。毎回(ヒロインの方に)“よく、この仕事を引き受けましたね”と……本当に申し訳ない」と苦悩を語っていました。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/