山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。8月1日(火)の放送では、歌手の武藤彩未(むとう・あやみ)さんが登場。80年代のポップスにハマったきっかけや昭和歌謡のイントロの魅力について語りました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、武藤彩未さん
◆80年代の名曲にハマったきっかけ
武藤さんは、アイドルグループ・さくら学院などでアイドル活動したあと、海外留学を経て現在はソロシンガーとして活動しています。また、自身が大の80年代ポップスファンということもあり、たくさんの80年代の名曲をカバーしています。
80年代の曲にハマったきっかけついて伺うと「両親の影響ですね」と武藤さん。子どもの頃に車内で流れている曲や、両親がカラオケで歌っているのを聴いているうちに大ファンになったと言います。そこで、れなちが「一番好きなのは誰ですか?」と聞くと、「松田聖子さん! もうずっと大好きです」と即答します。
また、自身のYouTubeチャンネルでも、松田聖子さんを筆頭に80年代アイドルの楽曲をカバーして配信しており、なかでも大きな反響があったのは、最近投稿した岡田有希子さんの「ファースト・デイト」や「Summer Beach」で、視聴したファンからは「声色が合っている」といった声も。
れなちも武藤さんの動画を観たそうで「私が拝見したのは、飯島真理さんの『愛・おぼえていますか』だったんですけど、すごく高音域の楽曲なのに(歌声に)全然尖りがなくて。歌い方はどうやって練習されているのですか?」と質問すると、武藤さんは「逆にいうと、尖っているのは歌えないかもしれないです。どちらかというと、中森明菜さんや山口百恵さんよりは、松田聖子さんや飯島真理さんなどのほうが『(声色が)合う』とよく言われます」と話します。
◆武藤彩未が語る昭和歌謡の“イントロの魅力”
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の影響もあり、近年はイントロの短い楽曲のほうが受け入れられる傾向がありますが、「昭和歌謡のイントロってめちゃくちゃいいんですよ!」と声を上げる武藤さん。
岩崎宏美さんの「シンデレラ・ハネムーン」を例に挙げ、「(イントロを聴くだけで)ワクワクしません?“イントロがサビかな?”と思わせてくれるような、それぐらいイントロって大事なんです。イントロがサラッとしていると寂しいんですよね」と力説します。
また「(当時のイントロは)すごくシンプル。今はいい意味で音数をたくさん入れられますが、当時は生楽器で録音しているので、(音数は少なくても)“せーの”で合わせてバンドメンバーが録っていた“生感”がいいんですよね」と解説します。
そして、小学生の頃から歌の世界で活動し、ともに歩んだ仲間が活動を辞めていくなか、「昔から好きな80年代の楽曲たちと“歌を続けていきたい”という気持ちがあったので、ここまで続けることができましたね」としみじみと話すと、「自分のポジションの築き方がすごいです」とうなずくれなちでした。
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8月1日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2023年8月9日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈