ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」。6月25日（土）の放送は、ONE OK ROCKのTakaさんが登場。初めて買ったCDについて、さらには、ニューシングル「Save Yourself」、9月にリリース予定のアルバム『Luxury Disease』について語ってくれました。

（左から）ジョージ・ウィリアムズ、Takaさん、安田レイ

◆ワンオクTakaが初めて買ったCDとは？

――Takaさんが初めて買ったCDは？

Taka：hide with Spread Beaverの「ピンク スパイダー」です。

――当時は何歳でしたか？

Taka：小学校になる前か、なったぐらいだと思うんですけど……記憶がないんですよね。ただ、鮮明に覚えているのが、家族で箱根旅行に行ったときだと思うんですけど、無人のレンタルビデオ屋さんがあったんですよ。そこにCDが買える機械みたいなものがあって、そこで（「ピンク スパイダー」の）チョコレートのパッケージを見たときに、子ども心に興味が湧いて。

hideさんのことや、曲のことをよく分かっていない状態だったんですけど、音楽は好きだったので買ったんですよね。それで聴いてみたら“なんだこれ!?”みたいな感じだった気がします。

――小学1年生ぐらいの頃に、このゴリゴリのサウンドはけっこう衝撃的だったと思います。

Taka：そうですね。J-POPばかり聴いていた当時の僕からすると聴いたことがないサウンドでした。でも、当時のhideさんはすごい人気があって、なんかずっと聴けるイメージがあります。今聴いてもかっこいいですし。あと、実はデビューしてしばらく経ったときに、hideさんのプロデュースをされていたI.N.A（イナ）さんにプロデュースをお願いしたんですよ。

3曲ぐらい一緒にやらせていただいたんですけど、バンドを組んで曲を作るうえで、人生で初めて買ったCDをプロデュースされた方とお仕事をする……そういうつながりが、僕のなかで“音楽って素晴らしいな”って改めて思えるようなタイミングでもあったので、印象としてはとてつもなく強い気がしますね。

◆アメリカで再びチャレンジするためのアルバム

――6月24日（金）にニューシングル「Save Yourself」が配信リリースされました。この曲はロックですね！ “やりたいことをやっているな”と、すごく感じました。

Taka：そうですね。テンポ感もそうですけど、久々にロックなサウンドになっています。自分たちでも、ロックバンドとして“やっとここに帰ってきたな”みたいな感じがしますね。

――9月9日（金）にリリースされるアルバム『Luxury Disease』。日本語にすると“ぜいたくな病気”で、2007年にリリースしたファーストアルバム『ゼイタクビョウ』を思い浮かべたファンがたくさんいたと思いますが、なぜこのタイトルにしたんですか？

Taka：これが（ONE OK ROCKとして）ちょうど10枚目のアルバムになるんですよ。レーベルも何もない状態でアメリカに行ってから7年が経つのかな。それで、ようやく日本のマーケットから離脱してアメリカのレーベルに所属し、会社も独立して“ようやくスタートラインに立った”という感じなんですよね。

『ゼイタクビョウ』のときは、“収録曲すべてシングルカットできるようなアルバム”を前提に、右も左も分からずに“これがかっこいい！”って思う曲をすごくピュアな気持ちで作ってできたアルバムなんです。そのときから今まで日本で活動してきたなかで、僕らがやることって、ひたすら曲を作ってライブをすることなんですけど、『ゼイタクビョウ』をリリースしたときも“やっとスタート地点に立てた”という状況でした。

それで今回、アメリカでもう一度チャレンジをするってなったときに、僕のなかでは、あのときと同じ立場に戻って“ここからもう1回すべてが始まっていく”というイメージなんです。“日本でやってきたことをもう一度アメリカでやる”じゃないですけど、僕らとしては、このタイミングであのときと同じ気持ちで、内容もテーマも違うんですけど“ここから始まる”ということで、同じ意味合いを持つ英語のタイトルを付けました。

＜番組概要＞
番組名：JA全農 COUNTDOWN JAPAN
放送エリア：TOKYO FMをはじめとする、JFN全国38局ネット
放送日時：毎週土曜 13:00～13:55
パーソナリティ：ジョージ・ウィリアムズ、安田レイ
番組Webサイト：http://www.tfm.co.jp/cdj/