アーティストの「こっちのけんと」がパーソナリティをつとめるTOKYO FM のラジオ番組「G-SHOCK presents THE MOMENT」(毎週金曜17:00~17:25)。さまざまなゲストをお迎えし、生まれてからこれまでの時間のなかで、人の心に刻まれている「人生が変わった瞬間」=“MOMENT(モーメント) を探ります。
2月14日(金)と2月21日(金)の放送では、5人組男性アーティスト「Da-iCE(ダイス)」のボーカル兼パフォーマーをつとめる花村想太(はなむら・そうた)さんが出演。この記事では2月21日(金)の放送の模様をお届けします。Da-iCEの結成当時などについて語ってくれました。
花村想太さん(Da-iCE)、こっちのけんと
1990年生まれ、兵庫県出身の花村さん。4オクターブのツインボーカルが魅力の5人組男性アーティスト「Da-iCE」でボーカル兼パフォーマーを務めています。楽曲の作詞・作曲も数多く担当し、作詞した「CITRUS」は「第63回日本レコード大賞」を受賞。ソロバンドプロジェクト「Natural Lag(ナチュラルラグ)」や俳優としても活動。東宝ミュージカル「JERSEY BOYS(ジャージー・ボーイズ)」では主演をつとめ、「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭」で新人賞を受賞しました。
――この番組では、ゲストの方の人生が変わった瞬間“モーメント”を伺っていきます。花村さんの1つ目のモーメントは「1998年頃 初バイク」、2つ目のモーメントは「2005年 もっと聴きたくなる!」、3つ目のモーメントは「2008年 グランプリ」でした。
こっちのけんと:続いて、人生4つ目のモーメントは?
花村:「2011年 結成!」です。
こっちのけんと:Da-iCEですね! 当時は21歳とか20歳前後ですよね?
花村:僕が20歳のときに結成しました。
こっちのけんと:どういう結成方法なんですか?
花村:当時のマネージャーみたいな立ち位置にいた人が勝手に作ったんです(笑)。(特別な役職についていない)平社員の人でした。
こっちのけんと:えっ!? その人が勝手に集めた?
花村:その人が平社員だと気付いたのは、結成してまあまあ経ってからでした。
こっちのけんと:当時、「Da-iCEってグループを組みたいんだ」って言われたときは……
花村:めっちゃ偉い人だと思っていました。それで、結成したら「予算がないからお金がなくてもできることをやろうよ」という話になって。当時はTwitter(現:X)とアメーバブログが2大巨頭だったんですけど、それを駆使しました。
こっちのけんと:では、当時から既にSNS戦略を立てていたんですね。だいぶ先見の明がありますね。そもそも、結成まではグランプリから数年経っていますよね? そのあいだはどうやって過ごしていたんですか?
花村:下積みっていうんですかね。いっぱいレッスンしていました。
こっちのけんと:Da-iCEを結成するにあたり、他のメンバーとはそこで初対面ですか?
花村:(大野)雄大くんは一緒にレッスンをしていて、(和田)颯が一番(交流が)古いです。颯が中学生のときには出会っています。
こっちのけんと:めっちゃ前じゃないですか!
花村:颯が15歳のときに僕が18歳でエイベックスに入りました。高校生にとっての中学生って子どもじゃないですか。この子どもと一緒にグループを組むとは思ってなかったんすよ。大人になったら3歳差なんてないようなものですけど、当時は「こんな小さい子とチームを組むんや」って思いましたね。
こっちのけんと:最初にグループで集まったとき、「自分が一番歌がうまいな」みたいな気持ちってありました?
花村:ありましたね。一番というか、「俺は鍵だ」ってそのときは思っていました。あと、他のメンバーは顔がめっちゃカッコよくて、僕は自分の顔にそこまで自信がなかったんです。それで、自分はエース的な感じというか、とにかく歌とダンスを極めてほしいと言われて。歌は3年間めちゃくちゃ練習したので、2011年に結成してからはダンスに特化させようと思って、歌のレッスンを全部やめてダンスをやっていましたね。
<番組概要>
番組名:G-SHOCK presents THE MOMENT
放送日時:毎週金曜 17:00~17:25
パーソナリティ:こっちのけんと