アイナ・ジ・エンドがパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの『ほな、また』」。(毎週土曜 11:30~)。日々の他愛もない話から、日常で大切にしていることなどを、リスナーからのメッセージも交えながらまったりとトークするプログラムです。時に、自身の音楽や最近の活動、アイナ・ジ・エンドが今この人と話したいと思うゲストなども招いていきます。7月25日(土)の放送では、先週に引き続き、音楽企画「アイナ・ジ・エンドのライブ名鑑」をお届けしました。
パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
RADWIMPSのライブは言葉に支配されていた
アイナ・ジ・エンド:さて、先週の「ほなまた」では、アイナ・ジ・エンドのライブ名鑑をお届けしていきました。私が今までお客さんとして見たライブの中から、特に印象に残っているライブについてお話をしていきましたが、全然時間が足りなかったんですよね。ですので、今週はボリューム2としてお届けしていこうと思います。
まず、2025年11月22日に横浜アリーナでおこなわれた、RADWIMPSとBUMP OF CHICKENさんの対バンライブを拝見したんです。そのときにRADWIMPSの「棒人間」という曲に心を完全に掴まれてしまって、帰りの道中で歌詞を見直すだけで涙があふれてきたのを覚えています。それくらい凄まじいパワーがありました。
あの日の横浜アリーナは、会場がまさに「言葉」に牛耳られていたんです。野田洋次郎さんが紡ぐ言葉たちが会場の壁中に張り付いているみたいで、私たちの身体の奥深くまでギューッと染み込んでくるようなパフォーマンスでした。本当に心が奮い立つような体験だったので、今回はライブ名鑑としてご紹介させていただきました。
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私にとってまさに革命的な体験でした
アイナ:続いては、「ほな、また」にも出演してくださったSUPER BEAVERのライブです。何度も観に行っているバンドなのですが、中でも2018年4月30日におこなわれた初の日本武道館公演は、私にとってまさに革命的な体験でした。
彼らの当時の楽曲たちは、私にとってもかけがえのない宝物です。そして何より、ギターサウンドが本当に格好いい。安心感と切なさや痛みが同居しているような音だからこそ、ずっと心に残り続けるんですよね。柳沢さんは本当に天才です(笑)。そして渋谷さんの圧倒的なスター性。あれは誰にも真似できない、奇跡のような存在感だなと思います。
その中でもやっぱり「東京流星群」は一気にギアが上がる曲だった気がします。もちろん私は全曲でギアが上がっちゃうんですけど(笑)。「東京流星群」の「東京流星群 見上げることもしないで」の後に渋谷さんが「なんちゃらだろ! なんちゃらいける?」みたいに言葉を投げてくれるじゃないですか。
あの煽るときの声色が大好きなんです! 例えるなら、お母さんに「お風呂湧いたから入ってきーや」って優しく言われているような感覚なんですよね(笑)。「お前らもっと来いよ!」みたいな感じじゃなくて、すごく優しくて温かいんです。それなのにしっかり気持ちが煽られてしまうという。あれはスターにしかできない煽り方ですよね。それでは一緒に聴いていただきましょう。SUPER BEAVERで「東京流星群」です。
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パーソナリティのアイナ・ジ・エンド
私の原点はBUMP OF CHICKENのライブ
アイナ:私が人生で初めて行ったライブの話をしようと思います。2012年、高校生のときに自分で初めてチケットを買って行った、大阪城ホールでのBUMP OF CHICKEN「GOLD GLIDER TOUR」です。ライブは最高だったんだけど、それと同時に「音楽をやるなんて無理だ」って思ったんですよね。
当時ダンスをやっていたんですけど、音楽やダンスを仕事にして大阪城ホールのような大きなステージに立つ人たちの圧倒的な覚悟や覇気に触れて、思わず打ちのめされてしまったんです(笑)。
『COSMONAUT』っていうアルバムが当時大好きで、好きな曲がたくさん詰まったセットリストだったから、今でも深く心に残っているライブです。そして私は、アイナ・ジ・エンドとして今も大切にしているアーティストとしての精神を、このときのライブから受け取ったんですよね。
藤原さんに「君たちの歌だよ」なんて煽られて、自分たちにしっかり届けてくれているのが分かっているのに、恥ずかしさが勝って手すら挙げられなかったんですよね。周りのみんなが拳を突き上げてBUMPの曲を全身で浴びているなかで、私だけが手を挙げられなくて。どうしようもなく照れくさかったんですよね。でも、気持ちとしてはすごく楽しかった。「最高だよ!」っていう気持ちをうまくBUMPに届けることができなかっただけなんです。
初めてのライブが最高すぎてガン泣きしたし、帰宅してからも家族に「この曲をやってくれたんだよ!」ってマシンガントークをして、日記にも何度も思い出を書き殴るくらい楽しかったんです。今、私は歌を歌う立場になって、誰かにきちんと届くような音楽をやりたいと思ってステージに立っています。ライブ中、私もお客さんをたくさん煽るけれど、もし恥ずかしくて表現できない人がいても無理に手を挙げさせたりするのはやめようって思えたんですよね。
かつて恥ずかしくて手を挙げられなかった自分の心を守ったり救ったりするように、今のお客さんの中にもいる少女や少年たちの心を守ってあげたい。本当に、あの経験ができてよかったです。もしあのライブに行っていなかったら、全員が手を挙げるまで煽り続けちゃうようなライブになっていたかもしれないので(笑)。だからこそ、私の原点はやっぱり、初めて行ったBUMPの大阪城ホールなんです。
そんなふうに恥ずかしくて手を挙げられなかった私でも、思わず腰のあたりまで拳が上がってしまった曲があります。それが、ラストで歌われていた曲でした。BUMP OF CHICKENの「ガラスのブルース」2024年東京ドームライブ音源です。
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<番組概要>
番組名:東芝ライフスタイル アイナ・ジ・エンドの「ほな、また」
放送日時:毎週土曜11:30~11:55
パーソナリティ:アイナ・ジ・エンド
番組Webサイト: https://tfm.co.jp/honamata/
番組公式X:@honamata_tfm