山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。7月11日(火)の放送では、6人組の男女ツイン“リード”ボーカル・バンド、Penthouse(ペントハウス)から浪岡真太郎(なみおか・しんたろう)さん(Vo,Gt)が登場。自身の音楽のルーツや「エモくない」楽曲制作術などを話しました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、浪岡真太郎さん
◆ツイン“リード”ボーカルのメリット
Penthouseは、東京大学の音楽サークルから生まれた6人組の男女ツイン“リード”ボーカル・バンドで、世界的な音楽配信サービス「Spotify」が選ぶ「RADAR: Early Noise 2022」にも選出。さらには、今年3月にリリースしたファーストフルアルバム『Balcony』はオリコンデイリーチャート7位にランクインするなど、いま注目の新鋭バンドです。
ツイン“リード”ボーカルという特殊な編成になったのは「流れだった」と浪岡さん。自身がボーカルを担当するかどうか、どういった音楽を目指すかも明確にしないまま活動を続けていくうち、現在の形に自然と収まったそうで「(もう1人のボーカルの)大島真帆(おおしま・まほ)さんとは歌い方も違うので、楽曲によって分けていけるのもいいところ。2人の声があれば、ハモりもきれいにできるので楽しい」とメリットを挙げます。
歌唱法に関しては完全に独学だそうで、ハードロックが好きな父の影響で、ロックバンド・エアロスミスに傾倒し「スティーヴン・タイラーの声にしびれた」と言う浪岡さん。また、高校の軽音部時代には、タイラーの歌い方をマネして歌ってみたこともあるそうで、彼独特のひずんだ声は「やってみたら意外とできた」と振り返ります。
◆YOASOBI「アイドル」の英語バージョンを歌ったら…
ここで、リスナーから寄せられた「“夏”といえば何?」という質問に、浪岡さんは「海」と回答。学生時代、終電で神奈川・江ノ島に行き、夜通し友達と遊んだ思い出を明かすも、そうした思い出の情景が楽曲制作に生きるかといえば、決してそうではなく「僕自身はエモい人間じゃないので(思い出に)浸れないんです。無理矢理そういう感じをひねり出している」と笑います。
また浪岡さんは、いろんな楽曲を英語に独自変換したものをSNSなどに投稿しており、YOASOBIの人気曲「アイドル」の英語バージョンも歌って投稿したそうですが、「あれは本家(が英語バージョンを公開する)よりも前に投稿したんですよ。だけど、その後に本家も出してきたので“気まずい”じゃないですけど……(苦笑)」と話すと、れなちも「正直にお話しいただいて……」と笑って返していました。
----------------------------------------------------
▶▶この日の放送内容を「radikoタイムフリー」でチェック!
聴取期限 2023年7月19日(水) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
----------------------------------------------------
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/darehana/