フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
4月24日(金)の放送は、「急に涙もろくなった」という60代男性からの相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
私は最近、非常に涙もろくなりました。昔見たドラマで、当時は何とも思わなかった場面でも、今見ると涙が出てしまいます。それだけではなく、電話で仕事上の話をしている最中に泣きそうになり、言葉が出なくなってしまうこともあります。
家族と食卓を囲んでいる時も、嬉しいことや悲しい話題が出ると涙が溢れ、「お父さん、どうしたの? 何泣いているの?」と言われる始末です。
どうすれば感情のコントロールができるようになるでしょうか。アドバイスをいただけると幸いです。(60歳 男性 会社員)
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この相談を受け、パーソナリティの住吉は「なるほど。驚くほど涙もろくなっているということですね」と相談者の心境に寄り添い、次のように自身の考えを語りました。
住吉は、こうした変化は決して珍しいことではないと強調し、「これはもう、みんなにあることだと思うんですよね。年齢とともに変わってくることもありますし、これまでの人生の出来事によっても随分と変わってくるものです。ですから、まずは全然心配しなくていいんじゃないかしら、と思います」とコメント。
また、男女の感じ方の違いについても触れ、「女性は『泣いてスッキリした!』という感覚を共有しやすいですが、男性のなかには、自分が泣いてしまうことに驚いたり、あるいは『男の子だから泣いちゃダメ』と教えられてきた世代の方も多いので、無意識に自分にブレーキをかけてしまうのかもしれません」と分析。
その上で、「もう泣きたいときは泣いたほうがいいです。むしろ、体がそれを求めているというか、心と体がしっかりつながっている証拠。そのほうが健康にもいいかもしれません。思う存分泣けばいいんじゃないかと思います」と、涙を否定しないことを勧めました。
番組には以前も、自立して家を出る息子さんを思って涙が止まらなくなったトラックドライバーの男性からのメッセージが届いたばかり。「男性の方でも、同じように感じている方はたくさんいらっしゃいますよ」と、相談者の孤独感を和らげました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
まずは、涙を「素敵なこと」と捉える方々からの意見です。
◆「出せるほうが正常で素敵」という考え方
感情による涙は、そのままでいいと思います。私はかつて辛い経験から全く泣けなくなり、自分がおかしくなったのかと思った時期がありました。でも、その後に自然と涙が出るようになったとき、自分を取り戻せた喜びを感じました。感情は抑えるものではなく、出せるほうが生きていて正常で、素敵なことなのではないでしょうか。「なんで泣いているの?」と聞かれたら、「嬉しいからだよ」「感動したからだよ」と正直に答えていいと思います。(東京都 36歳 女性)
◆涙は「人を思う力」の表れ
涙は弱さではなく、人生の積み重ねの経験です。涙が出るということは、それだけ相手の気持ちや感情に寄り添えているということ。長年の経験の中で培ってきた“人を思う力”の表れでもあると思います。ドラマで涙が出るのも、物語に没入して楽しめている証拠。悪いものと捉えず、自分の一部として自然に向き合っていっていいのではないでしょうか。(東京都 51歳 男性)
◆泣くことは周囲を笑顔にする?
自分も年々涙もろくなり、大谷翔平選手のホームランや、ペットのインコが幸せそうにしている姿、道端の赤ちゃんを見るだけで涙が出て、自分でも呆れて笑ってしまいます。でも、泣いている姿を見て周囲が面白がって笑うことはあっても、怒る人はいません。泣くことは人を不快にさせるのではなく、笑顔にする行為だと思って、これからも一緒に思い切り泣いていきましょう!(神奈川県 56歳 男性)
――一方で、仕事中などどうしても涙を抑えたい場面での対処法も寄せられました。
◆「汗です」「レモンサワーです」とかわす
私も大人になってからすぐ涙が出る体質になったので、今はこういう体質なんだと割り切ることにしました。周りから「何で泣いてるの?」と聞かれるのが辛いときは、自分から早めに「あ、ただの汗だよ!」とか、飲み会なら「レモンサワーが出てきちゃったよ~」と言ってごまかしています。そうすると、周囲も「いつものことね」と認識してくれるようになりました。(東京都 33歳 女性)
◆脳内で「マツケンサンバ」を再生する
涙を我慢しなきゃいけない時は、その瞬間に楽しいことを考えます。私は頭の中で「マツケンサンバ」を脳内再生します。ふざけているようですが、効果は抜群です。あのイントロが鳴り始めると、涙が引っ込みますよ。(千葉県 47歳 男性)
ーー「泣くこと」は自分自身の心が豊かであり、人生を深く味わっている証。そう捉え直すことで、少しだけ心が軽くなるのかもしれません。
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: http://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM