秋元康がプロデュースし、パーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「いいこと、聴いた」(毎週日曜13:00~13:55)。全国各地の“まだ見ぬ宝”を掘り起こし、プロデュースしていく番組です。
11月26日(日)の放送は、タレント・野呂佳代さんがゲストに登場しました。今回は、「食の近道 出張編」と題して石川県小松市の食をテーマにお届け。食通で知られる秋元康と野呂さんが小松市へ実際に訪れ、海の幸や町中華を巡りました。
(左から)パーソナリティの秋元康、野呂佳代さん
野呂佳代さんは1983年生まれ、東京都出身。AKB48とSDN48の元メンバーで、SDN48ではキャプテンを務めました。「踊る!さんま御殿」(日本テレビ系)、「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)など数多くのテレビ番組に出演。ほかにも、映画、ラジオ、雑誌など幅広く活動中です。
◆特徴的な見た目の餃子に驚き
おいしい町中華が充実しているという石川県小松市。小松市長の宮橋勝栄さんのアテンドで、「珍龍」さんにやってきた秋元康と野呂佳代さん。注文した料理が届くまでのあいだ、宮橋市長から小松市のオススメグルメを伺いました。
秋元:小松では町中華以外に何を売りに?
宮橋:魚介類ですね。そういったところをおいしく食べていただける料亭や料理人がいることが我々の大きな誇りだと思っています。高級志向から町中華の庶民的なところまで食はオススメですね。あとは、うどんもおいしいです。松尾芭蕉はまたうどんを食べたいと思って二度訪れているんですよ。
野呂:小松に住んでいたら、おいしいものがいっぱい食べられますね。あ、肉天!
秋元:まさに野呂が大好きそうなものが(笑)。
野呂:そうですね(笑)。カリっとしています。
秋元:おいしいね。
宮橋:とり天やかしわ天とかはありますけど、豚の天ぷらはなかなかないと思います。
野呂:餃子が細い! 面白い!
宮橋:ここの餃子は細いので、何個でも食べられちゃうんですよ。小松でもこのタイプは「珍龍」さんだけですね。
「珍龍」の厨房の様子
秋元:さすが小松名物の塩焼きそば。おいしい!
宮橋:普通に食べるのもおいしいんですけど、餃子を食べた後の酢醤油をかけるのもおすすめです。餃子の肉汁も入っていておいしいです。
野呂:焼きそばおいしい! 麺がつるつる! 餃子、ニンニクがバッチリ効いていて私が好きなやつだ。
秋元:これは小松に来ないと食べられないなあ。
◆品数豊富な町中華をハシゴ
続けて宮橋市長が案内したのは、塩焼きそばと餃子が人気メニューの「尚軒」です。
野呂:こちらのオススメは?
宮橋:餃子がオススメです。あとは締めに担々麵。それまでのあいだにいろいろ食べましょう。
野呂:こちらは塩焼きそばのほかに「大人の塩焼きそば」がありますね。
秋元:大人の塩焼きそばと塩焼きそばはどう違うんですか?
店員:大人の塩焼きそばはちょっとスパイシーな感じで、タマネギやキクラゲが入っています。
野呂:中身もちょっと違うんですね。
秋元:では、大人の塩焼きそばと普通の塩焼きそばをください。
宮橋:それと焼き餃子と水餃子を。
秋元:あとはシンプルサラダの煮玉子乗せ、キャベツのパッチョドレを。それから、たこバターサラダ炒飯をください。トマトと玉子のトロトロ炒めも。
野呂:おいしそう!
秋元:肉団子塩コショウもください。見たことがないものを中心にお送りしています。
野呂:お送りしちゃってる(笑)。
「尚軒」の肉団子
宮橋:実は、小松はトマトが北陸一の生産地なんですよ。最近は若いトマト農家さんが工夫しておいしいトマトを作っていますね。
秋元:全体的に野菜がおいしいよね。
◆小松市グルメ旅に大満足!
石川県小松市のさまざまなグルメを巡り、味わったふたり。最後に「食の近道 出張編」を振り返りました。
秋元:おいしかったね。
野呂:はい。日本の伝統的なものから始まり、町中華やいろいろなものが融合していて奥深い街だなと思いました。
秋元:小松市長も気さくな方でしたね。また出張編をやりましょう。
野呂:次回までに胃袋を鍛えてきます!
秋元:ではまた!
番組では他にも、宮橋市長から聞いた小松市の魅力、小松の素材を活かしたイノベーティブレストラン「SHOKUDO Yarn(ショクドウ ヤーン)」での食事レポートなどが放送されました。
<番組概要>
番組名:いいこと、聴いた
放送エリア:TOKYO FMをはじめとする、JFN全国37局ネット
放送日時:毎週日曜 13:00~13:55
パーソナリティ:秋元 康