スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月17日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
私の妹は、昨年にアルバイトから正社員として、地元の神社で巫女として働かせていただいています。毎朝早くから掃除をし、神社の各お仕事を日々頑張っているようです。
ただ、上司である禰宜(ねぎ)さんから、毎日のように怒鳴られて注意をされている様子で、「お前はバカか?」「お前は仕事ができないんだ!」などと言われていて、妹は心身ともに傷ついている様子です。
妹は舞を覚える練習をしたり、週に休みが1日しかないなかで休まず行ったりと、努力してきたのにもかかわらず、なぜ傷つかなければならないのでしょうか?「素敵な神社で素晴らしいな」と感じていたのに、神社の人があまりにも妹に冷たいので、私はもうそこの神社を信じられなくなりました。
このような上司からのパワハラが毎日続いている場合、妹はどうすれば良いのでしょうか?
また、そのようなところに神様はいるのか不信感を抱いてしまいました。江原さんは、どのようにお考えですか?
<江原からの回答>
江原:「神社だから……」と一般の人は思うかもしれませんが、(仕えているのは)人ですからいろいろです。お寺もそうですね。
特に神社は社家(世襲的に神社に奉仕する家柄)といって、世襲で息子さんが神主になっていることも多いんです。そうすると社会や世間のことを何も知らないんです。だから「世間知らず!」と言い返してやればいいんです。「そんな禰宜に何ができるんだ!」とか「パワハラって知っています?」とか言って、教えてやればいい。
そして、このお宮もよくないと思います。巫女さんが舞をするようなお宮って、きっとそれなりの大きなお宮ですよ。働く方もそこを離れたら、いち信仰者なんですよ。もしかしたら氏子さんかもしれないし、信奉者かもしれないし、崇敬者かもしれないでしょう? そういうことを分かっていない。番組を通してこんなことを言ってしまいますが、よくない神主、お坊さん、宗教者は、いっぱいいます。
逆に、素晴らしい神職さん、お坊さんもいるんです。そのことも忘れないでください。十把一絡(じっぱひとからげ)みたいに、一を見て十だと思わないでほしい。まともな人もたくさんいます。私も全国の神社に行きますが、悔しく思うようなことがいっぱいあります。でも、「こんな素敵な神職さんもいらっしゃるんだ」というところもたくさんある。そういったところは波長の法則で、やっぱり信奉者もみんな明るくて素敵です。類は友を呼ぶ、ですね。
本当にいろいろな人がいます。でも巫女さんは、女性としての習いをたくさん習いますから、本当に素晴らしいことだと思います。ぜひ頑張ってほしい。逃げないで戦って、改革してほしいです。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「どれだけ与えたか、ではありません。“どれだけ込めたか”が大切なのです」
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3月17日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 3月25日(月)AM 4:59
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子