スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
3月23日(日)の放送では、リスナーから届いたさまざまな相談に、江原がアドバイスを送りました。
江原啓之
<リスナーからの相談>
音信不通の兄に関する相談です。私には、母と兄がいます。3人家族で育ちました。私と兄は就職で家を離れ、現在はそれぞれ異なる県に住んでいます。
兄とは、昨年5月ごろまで定期的にご飯を食べるなどの交流がありましたが、それ以降は仕事が忙しいとのことで連絡が返ってこなくなり、現在は全く連絡が取れない状況です。私と兄は、「良い学校に入り、良いところに就職すれば幸せになれる」と育てられたため、兄が生きる意味を見失い、自暴自棄になっていないか、自殺したいと思っていないかが、心配です。
このままそっとしておくのが良いでしょうか。または、会いに行くのが良いでしょうか。自暴自棄の兄と会うのが怖くて、なかなか会いに行く行動はしておりませんでした。アドバイスいただけますと幸いです。
<江原からの回答>
いろいろな事情があるとは思いますが、“実務”と“感情”は、しっかり分けたほうが良いと思います。「自暴自棄の兄と会うのが怖い」とは言っても、今、お兄さんがどんな状態で過ごしているのかは心配しているのでしょう? ならば、会わなくてもいいので様子を見てくれば良いじゃないですか。
実際に家まで行って、郵便ポストに郵便物を溜め込んでいないかどうかなどをチェックして、生活をしている様子があるのかを見てくれば良いでしょう。お金に余裕があるのなら興信所に頼んだり、職場にそれとなく連絡を入れてみたり、とにかく消息というのはちょっとしたアクションを起こせば分かるじゃないですか。それをしてもまったく消息が分からないというのであれば怖いですが、「消息の確認」は実務として普通にこなせば良いと思います。
次に感情面です。「生活はしているな、無事に生きているな」と分かったのならば、会うのは自分の気持ちを整えてからでも良いです。それよりも前に手紙を書くとか、何かポストに入れてくるとか、いろいろ手段はありますよね。そんなちょっとしたことがなぜできないのですか? 怖がりなのかもしれませんが、横着だと感じてしまいますよ。そういう意気地のないことをやっていたら、自分の人生だってどう打破していけるのでしょうか。
ここでしっかり強くならないとダメですよ。これはお兄さんのことだけじゃない。あなた自身が、人生でどんなことでも乗り越えていけるようになるために、強くなりなさい! ビクビクして自分の殻に入っているのではなく、実務をこなす、そして思いやりという気持ちを持ちましょう。こうやってメールを送ってくださったということは、愛をお持ちなのですから、ここから一歩踏み出せばあなたの人生も変わりますよ。
奥迫協子、江原啓之
●江原啓之 今夜の格言
「一歩前へ! 人生の成長はあなたの幸せに繋がります」
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3月23日(日)放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 3月31日(月)AM 4:59まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子