TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。4月10日(月)のお客様は、又吉直樹さんと宇賀なつみさん。ここでは、宇賀さんが又吉さんに感じていたある疑問をぶつけました。
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(左から)又吉直樹さん、宇賀なつみさん
◆美術館で“センスがある人”を演じた
宇賀:又吉さんの本(「月と散文」(KADOKAWA))を読んでいると、“こういう考え方があるんだ!”“こういう見方をするんだ!”とすごく勉強になりましたし、“こういうふうに文章を書いてみたい!”って憧れました。
又吉:でも“なんで、こんな細かいところまで気にするんやろ?”って思ったでしょ?
宇賀:はい(笑)。
又吉:そうですよね(笑)。
宇賀:だから、今も(いろんなことを)考えていらっしゃるんですか? そもそも又吉さんに“考えていない時間”ってありますか?
又吉:“何も考えないようにする時間”はあるんですけど……結局、何かしら考えている癖があるのかもしれないですね。
宇賀:なるほど。たぶん、周りから“ぼーっとしているな”と思われている瞬間でも、すごくいろんなことを考えていらっしゃるのかなって。
又吉:そうですね。何も考えていないような顔をあえて作ってしまっているときなんか、すごく自分が嫌になりますけどね。
宇賀:(笑)。私もテレビ画面で抜かれたときには、顔を作ったりすることもありますけど、普段の生活ではそこまで……。
又吉:例えば、10年以上前の話なんですけど、美術館に1人で行ったときにカップルで来ている人たちがいて、男性の彼が僕のほうを見て「見てみて。こういうところだから、すごくセンスがありそうな人が見に来ているよ」って僕のうわさを彼女にしていたんですよ。
宇賀:聞こえちゃったんですね(笑)。
又吉:そうするともう“誰よりも(作品のことを)分かっています”みたいな、めちゃくちゃセンスのある表情をしてしまうんです。
宇賀:(笑)。
又吉:そうしたら、彼女が僕を見て「そうか?」と言われてしまって……(笑)。
宇賀:ハハハ(笑)。
又吉:どんな顔をすれば良いのか悩むというか、そんな経験をしましたね。
宇賀:でも、優しいですよね。周りの人が思ったようにしてあげるというか、違和感がないように寄り添ってあげるというか。
又吉:“フリ”をしてしまうことが多いかもしれないですね。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/