TOKYO FM の番組「FM EVA 30.0」(毎週土曜 22:30~22:55)。『エヴァンゲリオン』シリーズにゆかりのあるクリエイターや歌手・声優の方々をお迎えして、知られざる制作秘話を伺ったり、作品をこよなく愛するアーティストの方々をお招きして、ご自身の『エヴァンゲリオン』体験を語っていただきます。今回は、声優の山口由里子さん(赤木リツコ役)と、長沢美樹さん(伊吹マヤ役)の対談の様子をお届け。ここでは、『エヴァンゲリオン』が2人の人生に与えた影響について語り合った模様を紹介します。
左から:山口由里子さん、長沢美樹さん
◆『エヴァンゲリオン』に運命を変えられた
長沢:私たちにとって『エヴァンゲリオン』がどんな存在なのか……由里子さんはありますか?
山口:私はもう、運命を変えられてしまった作品ですね。(赤木リツコの声色で)「ありえないわ」っていうくらい。
長沢:(笑)。
山口:だって、自分が声優という職業に就くなんて1ミリも考えていなかった。あと『エヴァ』が終わったぐらいに、例えば「マヤの声でこれを読んでください」とか、すごく仕事につながったでしょ?
長沢:ありました。
山口:私も「番組ナレーションをリツコの声でお願いします」とか、いっぱい依頼が来ちゃって、え〜、このまま声優の仕事をやるんだ〜って感じで複雑な思いもあった(笑)。それほど運命を変えられてしまった。そして、今はとっても感謝してる。『エヴァ』と出会えたから、声優としてすごく楽しくお仕事させてもらっているし、今では「この仕事は天職だ」って思えてる(笑)。
長沢:わあ、すごい!
山口:『エヴァ』に出会っていなかったら声優をやっていなかったと思うのね。だから、人生を変えていただいた作品。庵野(秀明)さんにも皆さんにも、本当にとっても感謝してる。
長沢:私も『エヴァ』が初めてのTVレギュラーの作品だったので、そういう意味では運命を変えていただきましたし、伊吹マヤという私の半身とも言えるような、彼女に会わせてもらえたことがすごく大きくて。マヤちんがいなかったら、やっぱり今とは(人生が)ちょっと違うんじゃないかなって思う部分がありますので、そういう意味でも『エヴァ』はすごいなって。
私たち2人でさえ、こういう気持ちにさせられているし、たぶん他のキャストの皆さんも、それぞれ『エヴァ』がなかったら、間違いなく違う人生だったんじゃないかなって……。
山口:そうだと思いますよ。だから、すごいご縁だったよね。そして、みんなとっても個性的な方たちだし、いろんな意味で強い人達だった。だから、庵野さんと一緒の船に乗せていただいて30年、そして最後までみんなで……ていう感じだね(笑)。
<番組概要>
番組名:FM EVA 30.0
放送日時:毎週土曜 22:30~22:55
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/fmeva30/