TOKYO FMで月曜から木曜の深夜1時に放送の“ラジオの中のBAR”「TOKYO SPEAKEASY」。今回のお客様は、南明奈さんと竹達彩奈さん。ここでは、南さんが声優として活躍する竹達さんにある疑問をぶつけました。
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(左から)南明奈さん、竹達彩奈さん
◆キャラクターのほうが歌いやすい?
南:声優さんって、そのキャラクターとして歌を歌ったりもするじゃない? それって大変じゃない? やっぱり地声のほうが歌いやすそうな気がするけど。
竹達:逆に毎日いろんな声を出しすぎて、地声とキャラクターの声が分からなくなっちゃった(笑)。今しゃべっている声すらも“これが私の声だっけ?”って思いながらしゃべってます。
南:えー!? それは、声優さんあるあるなの?
竹達:そうなのかな? そういう方もいらっしゃる気がする。
南:初めて聞いた。“地声が分からない”っていうワード(笑)。
竹達:(笑)。でも、自分の声で歌うよりは、キャラクターとして歌うほうが歌いやすいかも。
南:そうなんだ! 逆に大変なのかと思った。
竹達:キャラクターを自分で構築して歌うことができるから、役作りじゃないけど“キャラクターとして歌っている”っていう自信がある。だけど、自分として歌うとなると、自分のなかから生み出していかなきゃいけないので。
私が自分に自信がないからなのか、竹達彩奈をどうやって表現すれば良いのかがいつも分からなくて、毎回手探りで歌っていて。だから、キャラクターがいてくれたほうがゴールが見えてくるから、歌いやすかったり、表現しやすかったりします。
南:へぇー! そうなんだ!
竹達:だから、インタビューとかでも「(声を担当した)キャラクターの話をしてください」って聞かれたらしゃべれるけど、「自分の話をしてください」って質問されると、“私って何が好きだっけ?”“普段は何をしているんだっけ?”って分からなくなってきて、「私なんかの話をしたってつまんないよ」って思ってきちゃう。
南:わかる、私もそれは思う。
竹達:そうなると、何もしゃべれなくなって“うわ、超つまんない人間”って思っちゃう。
南:めっちゃわかる! 私もバラエティ番組のロケとかで、タレントさんと一緒に(ロケ先まで)バスで移動しているときに、みんな優しいから「アッキーナって普段は何をしているの?」みたいに話しかけてくれるんだけど、いつも返しがすごくつまんなくて。「せっかく話しかけてくれたのに、あなたを笑わせる返しができなくてごめんなさい」みたいな(笑)。
竹達:話しかけてくれるのはすごくうれしいんですけどね! でも、なんて返したらいいのかが分からなくて、結局すごく挙動不審っぽい対応をしてしまって、「また変なことを言っちゃった」「つまらないことを言っちゃった」ってなって、いつも夜、お風呂に入りながら反省会をしてます(笑)。
<番組概要>
番組名:TOKYO SPEAKEASY
放送日時:毎週月-木曜 25:00~26:00
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/speakeasy/