山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。10月23日(月)の放送は、お笑いコンビ・COWCOWの多田健二(ただ・けんじ)さんと善し(よし)さんをゲストに迎えお送りしました。
(左から)多田健二さん、パーソナリティの山崎怜奈、善しさん
◆インドネシアで大人気!その理由とは?
COWCOWの代表ネタの1つが「あたりまえ体操」ですが、日本のみならずインドネシアでも大流行! そのきっかけになったのが、2人が所属する吉本興業の社員から“海外にも吉本の笑いを届けたい”と懇願され、2013年に制作された「あたりまえ体操」のインドネシア語バージョンと言います。
しかし、当時の2人はインドネシアがどこにあるかさえ分からず、多田さんは「正直“勝手にやっておいて”っていうぐらいの……(苦笑)」と話すと、善しさんも「“世界なんて通じへんよ”っていうテンションでした」と、当時の心境を吐露。
しかし、いざ動画を公開すると再生回数は1週間で100万回超えを達成し、さらには、2人のSNSのフォロワーも急増! すると、インドネシア語のメッセージが続々と寄せられ、多田さんは「とりあえず『Terima kasih』(インドネシア語の“ありがとう”)を全部のメッセージに返信していました(笑)」と振り返ります。
◆若手時代に言われた関根勤からの言葉
2023年で結成30周年を迎えるCOWCOW。そもそも2人は中学・高校の同級生で、高校3年生のときにコンビを組んだと言い、多田さんは「当時、相方(善しさん)が『文化祭でコントをやらへんか?』みたいな感じで(誘ってきて)。2人ともバッファロー吾郎さんが大好きだったので、バッファロー吾郎さんのネタをそのままやる“バッファロー次郎”というコンビを組みました」と回顧。
ここでれなちが、善しさんになぜ多田さんを誘ったのかを聞いてみると、「僕は当時バンドをやっていて、(文化祭に)バンドで出演することになっていたんですけど、お笑いも好きで、相方(多田さん)と休み時間にお笑いの話をよくしていたんですよ。それで(文化祭には)お笑いのステージがなかったんですけど、どうしてもお笑いがやりたかったので、相方を誘って文化祭後の“後夜祭的”な感じで、グラウンドの朝礼台の上でやりました」と語ると、多田さんも「みんなも残ってくれてね。あれは楽しかった」と懐かしみます。
それから30年が経ちましたが、多田さんは「“30年間やってきたぞ!”というよりは“いつの間にか経ってしまった”というか。上には上がいてるので“まだ30年”という感じもします」と謙遜します。
そんな2人の立ち振る舞いに、れなちが「丁寧さというか、穏やかさがネタにも表れていますよね。ガツガツする芸人もたくさんいるなかで、2人の持つ独特の丁寧さは本当に安心する」と話すと、善しさんが「僕らは“ガツガツしない”で有名なんですよ(笑)。若手の頃に関根勤さんにも言われたことあります。『ガツガツしていないよね!』って(笑)」と明かし、多田さんも「僕らのキャッチフレーズね(笑)」と納得していました。
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10月23日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月31日(火) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈