スピリチュアリストの江原啓之がパーソナリティをつとめ、番組パートナーの奥迫協子とお送りするTOKYO FMのラジオ番組
「Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り」。
今回の放送では、自身の“育児論”をもつ方のメッセージを紹介し、江原が“ことば”を届けました。
江原啓之
<リスナーからのメッセージ>
私には2人の子どもがいます。長男5歳、次男1歳の頃、次男の奇々怪々な行動にホトホト疲れていました。ティッシュを次々と引っぱり出したり、醤油をぶちまけたり、オムツにしたウンチ君を手にとってカーペットや床に擦り付けたり。
そんなときに、実家の母からの「死なんかったらエエねん」という言葉で目から鱗……。肩の荷がどっと降りました!
「ティッシュに醤油、好きなだけ撒いたらエエ。お金で済むなら済ませてしまえ!」「ウンチ臭くても構へん。拭いたらエエ。乾いたら臭わへん」「怪我したり、死んだりすることに関わることだけ気ぃ付けといたらそんでエエ。あとは笑い飛ばしてまえ!」……そんな言葉を聞いたときから泣かなくなり、笑顔で育児ができるようになりました。
「育児に間違いも正解もない。100人いたら100通りの育て方。その子その子の母親のやり方でOK」というのが、私の育児の結論です。オカンさまさまです! 手抜き万歳! お母さんの笑顔が、子どもたちには一番必要なんですよね。栄養や躾は二の次。お母さんが笑顔でいることが必須なんです!
現在、小さな子どもの育児に参っているお母さんたちに伝えてあげたいです。わざわざ荷物を背負わないで、捨ててしまって。「昼寝している間に掃除や炊事を……」と思わず、昼寝している子どもと一緒に昼寝。埃で人は死にません。コンビニおにぎりで済ませても罪にはなりません。頑張らないで! 楽できる道をみつけて、乗り切ってほしいです。
<江原からのメッセージ>
本当に子育ては大変ですからね。しかし、この意見は、すべての人に当てはまるわけではない。「栄養や躾は二の次」と言うが、二の次でもあればいいですけれどね。
お母さんが笑顔でいることは必須だけれど、ひとつ足りない。それは「向き合う」こと。笑顔でいても、友達と電話をしているとか、LINEやメールをして笑っているのはダメ。子どもと笑顔を向き合わなくてはいけない。5歳と1歳の男の子を一生懸命に育てていたあなただからこそ言えた言葉。世の中には、そうではないお母さんもいるから、全般に当てはめてはいけない。
スマホばかりしていて子どもから目を離すお母さんもいて、車で通っていると、子どもが道に出てきて危ないことがあります。あなたや、同じように頑張っているお母さんには同じように伝えてもいい。
けれど、こう言ってしまうと「じゃあ、子どもにカップ麺」という親が絶対にいるものです。躾も「ほら、怒られちゃうからこっちきなさい」というバカ母もいます。みんながみんなではない。数多の人に当てはまるわけではなく、人それぞれなのです
<番組概要>
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM 大阪 毎週日曜 22:00~22:25、エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
出演者:江原啓之、奥迫協子