吉田麻也がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「吉田麻也の切り替えて行こう!」(毎週土曜9:30~9:55)。吉田麻也が“何があっても切り替えて行こう!”というDFならではのスローガンを掲げ、最新のニュースやリスナーからのメールに鋭く反応していく番組です! 1月27日(土)の放送では、LAギャラクシーに移籍した理由について語りました。
パーソナリティの吉田麻也
<リスナーからのメッセージ>
「私はこれまで、吉田選手をはじめ、スポーツ選手が海外で頑張っている姿に勇気をもらってきました。そういう思いもあり、応援している選手には、常に挑戦してほしい(特にヨーロッパで)という気持ちが強いです。もちろん、思い通りにいかないことは分かっていますが、こういった気持ちを選手に要求することは、サポーターのエゴでしょうか? また、このような声は励みになりますでしょうか?」
吉田:“ヨーロッパで活躍してほしい”という意見は多いと思いますし、その気持ちはすごく分かります。というのは、僕も最初にオランダに行ったとき、ほかの国で頑張っている日本人選手たちを見て、ものすごくエネルギーをもらったんですよね。
また僕自身も、サッカー以外の競技で日本人が活躍している姿に刺激を受けますし、“こんなところで頑張っているのは(日本人として)誇らしい”と感じるので、ファンである限り、そういう気持ちを誰かしらに乗せて、思いを膨らませていくのは当たり前のことだと思います。僕がそういう存在になれているのであれば、ものすごくうれしいことですし、これからもそういう存在でありたいと思います。
改めてMLS(メジャー・リーグ・サッカー)へ移籍した理由について話をさせてもらうと、僕は今30代中盤で、ヨーロッパで13〜14年やってきました。良いときもあれば、悪いときもあるなかで、(移籍前は)自分がより成長できるところを模索しながら新しいチームを探していたんですけど、なかなか見つからなかったんですよね。
そんなときに、MLSというまったく違う角度からオファーが届いて、これは新しい景色が見られるチャンスじゃないかと思いましたし、(人生で)選択があったときの基準として“面白いこと”“ワクワクすること”“人がやったことのないことに挑戦すること”が1つのモチベーションなので、MLSでいろいろなことを学べば、今後の人生がより豊かになるだろうと思いましたし、実際にそうなっていると思います。
この半年でいろいろなことを学びましたし、もし今までと同じようなヨーロッパのクラブ、もしくは、それ以下のクラブに移籍していたら、得られなかった経験だなと思います。
僕は“コンフォートゾーン(ストレスがない快適な空間)を抜け出すことが自分の成長を助ける”と思ってやっているのですが、今は(移籍して新しい景色を見た結果)逆にもう本当にコンフォートゾーンが広いです。ストライクゾーンがとんでもない広さになっております(笑)。
そうなると、どこに行っても快適に過ごせるんですよね。サッカーはもちろん、人生を考えたときにそれはものすごく有利で、得なことなんじゃないかなと思うようになりますし、それが僕の人生の選択の基準になっていると思います。
<番組概要>
番組名:吉田麻也の切り替えて行こう!
放送日時:毎週土曜9:30~9:55
パーソナリティ:吉田麻也
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/kirikae/