“一歩先を行く手の届く贅沢”をテーマにした情報紙「ビズスタ」から、社会で活躍するビジネスパーソンのウェルネスなライフスタイルに役に立つ最新情報をお届けするTOKYO FMのラジオ番組「ビズスタ THE REAL WELLNESS」(毎週土曜7:25~7:30)。「ビズスタ」編集長・佐原雅之がパーソナリティをつとめます。11月15日(土)の放送は、住宅デバイス共創機構設立準備室 室長の内藤玄造(ないとう・げんぞう)さんをお迎えして、日本が抱える“物流問題”に対する取り組みについて伺いました。
内藤玄造さん
佐原:近年さまざまな課題が浮上していますが、特に物流問題は、私達の生活にも影響を及ぼしています。そこで今回は、日本の住宅をより快適にする「住宅デバイス」の研究開発などをおこなう団体・住宅デバイス共創機構の内藤さんにお越しいただき、この課題に対する取り組みについてお話を伺います。
内藤:「2024年問題」で配送の人手不足が深刻化するなか、自動配送ロボットやドローンを活用した配送の研究が各社で進められています。現状では、人が玄関まで出て荷物を受け取る必要がありますが、私達が目指しているのは「どこにいても自動で荷物を受け取れる住宅」です。
具体的な仕組みをお話します。荷物が届くと自動的に床下に格納され、そこでロボットが仕分けをおこないます。そして、住民はスマートフォンを操作するだけで、必要な荷物を好きなタイミングで取り出すことができるというものです。この仕組みは、荷物の受け取りを便利にするだけでなく、家の収納スペースを増やすことにもつながる新しい住宅の形です。
「住宅デバイス」実装住宅イメージ
内藤:自動配送ロボットやドローンが普及すれば、将来的に配送そのものが完全無人化される日も遠くないと、私達は考えています。未来の住宅に興味をお持ちの方、特に家づくりを検討されている方はWebサイトをご覧ください。また、11月19日(水)〜21日(金)に東京ビッグサイト(東京国際展示場)で開催される「ジャパンホームショー&ビルディングショー2025」に出展予定です。工務店や住宅・物流関係の皆さまには、ぜひ会場で実際にご覧いただきたいと思っています。
まだ始まったばかりのプロジェクトです。未来の住宅づくりに関心のある方々の応援をお待ちしております!
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<番組概要>
番組名:ビズスタ THE REAL WELLNESS
パーソナリティ:佐原雅之(ビズスタ編集長)
放送日時:毎週土曜7:25~7:30