有吉弘行がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組
「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」。4月16日(日)の放送は、アシスタントにアルコ&ピースの酒井健太とぐりんぴーすの落合隆治を迎えてお送りしました。
(左から)酒井健太、有吉弘行、落合隆治
この日は、3月31日(金)にNHKで放送された、庵野秀明さんが脚本・監督をつとめた映画「シン・仮面ライダー」の制作現場に密着したドキュメンタリー番組「ドキュメント『シン・仮面ライダー』~ヒーローアクション挑戦の舞台裏~」の話題に。
有吉が「観ました?」とアシスタントの2人に尋ねると、落合は番組を観ていなくて反応は薄かったものの、酒井は「観ました! あれはヤバかったっすね!」と興奮気味に答え、有吉も「大変だよな。庵野さんもスゴいけど、もし自分が出ていたら……」と恐れおののきます。
その番組では、庵野監督の尋常ではないこだわりが赤裸々に明かされ、アクションシーンひとつとっても、段取りっぽく感じたら構成を練り直しさせるほど。
その鬼気迫る様子には有吉も恐怖を覚えたと言い、やり直しを命じられたアクション監督を慮る一方で、「やっぱり庵野さんも責任があるから。責任重大だから頭を悩ませているんだけどさ」と思いを馳せます。
また、ドキュメンタリーのなかには制作現場のリアルな裏側も。それこそ庵野監督がアクションにダメ出しをする一方で、アクション監督の談話では、その後、庵野監督が涙目で「申し訳なかった」と謝罪していたことも明かされており、総じて「現場は地獄のように大変なんだろうな……」と口にする有吉。
続けて「アクション(を作る)の人もめっちゃ大変だろうな。何日もかけて作ってきたアクションを『面白くない』って言われるんだから。あんなの芸人でもなかなかない。『そのネタ、全然面白くないから全部ナシ。今ここで作って』って感じで」と芸人に話を置き換えると、落合は「超怖い! しんどすぎる!」と震え上がります。
とはいえ、それも真剣に取り組んでいるからこそ。ドキュメンタリーでは庵野監督から裏で謝罪を受けたアクション監督が、その後「庵野さんのためにも頑張ろうと思った」と語っており、有吉はその真摯な姿勢に感動しつつも「でもちょっと怖かった。俺らの仕事にそういう現場もあるのかなと思ったらさ……」と嘆きます。
その後、ドキュメンタリーを観たゲスナー(※当番組でのリスナーの呼称)からもメッセージが届き、「(映画に出演した)池松壮亮さん、浜辺美波さん、柄本佑さんがラジオ番組に出演されていましたが、『撮影の空き時間はほとんど全員寝ていたので、撮影の記憶はない』と言っていました。それだけ過酷な現場だったんだなと思いました」とのメッセージには、有吉は「やっぱり(撮影が)長引くんだろうね~。監督と撮影部の人たちが、いつも揉めていたもんね」と納得の様子。
また、「池松さんがドキュメンタリーについて、『あれは放送できる範囲です』『本当はもっとエグかった』と言及しています」というタレコミに、「それはそうだろうな」と大きくうなずき、「池松くんが待っているときもさ、顔は池松くんなんだけど、下はライダースーツなんだよ。しかも暑そうで(待っているあいだは)ずっと苦悩の顔をしていてさ、それぐらい大変だったんだろうなって。ちょっとあれはすごいね……」と言葉を失う有吉でした。
<番組概要>
番組名:有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER
放送日時:毎週日曜 20:00~21:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国25局ネット
パーソナリティ:有吉弘行
番組Webサイト:
https://audee.jp/program/show/27400
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