日曜日の昼下がり、静かな通りに佇む一軒の店「your time」に集うお客様たち。カウンター越しには、それぞれの個性あふれる物語が聞こえてきます。パーソナリティのチャンカワイがお届けするTOKYO FMの番組「ヱビスビール presents Color Your Time」。
12月25日(日)、1月1日(日・祝)放送回のゲストは、手相芸人の島田秀平さん。自分時間「my time」にまつわる物語をひも解いていきます。

(左から)チャンカワイ、島田秀平さん
◆父からの遺言「働くとは?」
チャンカワイ:島田さんが、一番大切にされていることって何ですか?
島田秀平:仕事をする上でですか?
チャンカワイ:はい。仕事をする上で。
島田秀平:父が亡くなっているんですけども、高校のときにガンで他界してしまって。その父が亡くなって十数年経った後に、遺言みたいなものが書かれたノートが出てきたんですね。中身はたわいもないもので、僕が生まれてからのちょっとした日々の日記で、その後半のほうに「働くとは?」という言葉があったんです。
働くというのは、傍、周りの人を楽にするという意味があるんですよね。つまり自分以外の誰かを楽にすること、それが働くということなんだと。「だからお前にはそういう風に働いて欲しい」という言葉が書いてあったんです。
だから、自分がテレビとかに出て相手の手相を見るときには、その人の手相にあったら絶対に嬉しい線を多めに紹介してあげようと思っているんですね。どれぐらいの人に(テレビで)見てもらっているかはわかりませんが、例えば、落ち込んで元気のない人が「あっ、島田が言っている線が自分にある。じゃあ、いいことがあるのかも」って思ってくれる人が、1人でもいたら嬉しいなという気持ちで手相の仕事と向き合っていますね。

(左から)島田秀平さん、チャンカワイ
◆石川県の神社で起きた不思議体験
島田秀平:神社で奇跡みたいなことが起こった話をしてもいいですか?
チャンカワイ:聞きたい、聞きたい!
島田秀平:石川県の能登半島の先に珠洲岬(すずみさき)っていう場所があって……。
チャンカワイ:珠洲の塩(日本最古の製法で作られた塩)があるところだ。
島田秀平:よくご存知ですね。そこには須須神社(すすじんじゃ)という神社があって、御祭神が瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)と木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)という夫婦の神様なんですね。
さらに木花之佐久夜毘売は、火のなかで子供を産んだという伝説があって、安産の神様でもあるんです。妻が妊娠9ヶ月だったときに一緒に行って、おみくじを引いたらどっちも大吉で、安産間違いなしって書いてあるからテンションが上がりまして。せっかくなので写真を撮ったんですね。
あとで写真を見て気づくんですけど、写真に写った妻のお腹のあたりに白い光みたいなものが飛んでいたんですね。「神様が会いにきてくれた合図かな」なんて思いながらよく見てみると、光に見えた一つ一つが桜の花びらだったんですね。あれ、桜が咲いてると。
これはすごくいい報せではないかなってことで。翌月に分娩室に入ったら5分で産まれたぐらいの超安産だったんですよね。可愛らしい女の子を授かることができました。
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またこの番組ではヱビスビールのプレゼントをご用意しています。詳しくは
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<番組概要>
番組名:「ヱビスビール presents Color Your Time」
放送日時:日曜 14:55~15:00
パーソナリティ:チャンカワイ
番組Webサイト:
https://www.tfm.co.jp/podcasts/cyt/