フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。
今回は、「家族や親友に悩みを相談できない」という20代女性からの切実な相談を紹介しました。
※写真はイメージです
<リスナーの相談>
長年抱えている悩みがあります。それは家族や友だちに悩みを相談できないという問題です。
私はよく「ポジティブで悩みがないね」と言われるタイプです。実際、これまでの人生においてあまり悩みもなく、家族や友だちも良い人で人間関係はかなり恵まれているほうだと思います。ただそう思われているプレッシャーもあるのか、人に自分自身のことを相談するのが苦手です。仕事の業務のことや軽いことはすぐ相談できるのですが、人間関係や自分自身がつらいと思ったことについては、なかなか周りの人に相談できません。
私は実際には家族や親友のことを信頼していないのでしょうか。1人で抱え込んで解決(実際には解決できてないのかもしれませんが)してしまうタイプの人は変なのでしょうか。(東京都 20代 女性 会社員)
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この相談を受け、パーソナリティの住吉は「こうしてメッセージを送ってくださったこと自体が本当にありがたいです。相談者さんの心の中で、スペシャルとまではいかなくても、この番組が特有の位置を占めているのかなと感じて、とても嬉しい気持ちです」と感謝を伝えました。
その上で、住吉は「仕事の進め方などではなく、個人的なことを人に相談するのが苦手というお悩みですが、私はむしろ素晴らしいことなんじゃないかと感じます」と分析します。
「結局のところ、根っこの部分ではそういう人が多いのではないかと思います。年を重ねるごとに実感するのですが、人はなんだかんだ人に相談しながらも、最終的に『自分がこれだ』と思った選択じゃないと行動しないんですよね」とコメント。
続けて「例えば『パーティーにどっちの服を着て行ったらいい?』と聞かれて『こっち』と答えたのに『なんでそっちなの?』と返されるような(笑)。じゃあ自分で選びなよ、となりますよね。悩み相談にもそういう側面があって、自分で決めないと腹落ちして行動できなかったり、結果に対して覚悟を持てずに人のせいにしてしまったりします。だから自分で決めようとすることは、決して悪いことではありません。人に相談するのは『ちょっと背中を押されたい』という気持ちの表れなのかもしれません」と語ります。
さらに住吉は、「自分で相談せずに解決できているなら素晴らしいことです。ただ、抱え込んでしまって解決できず、モヤモヤとしたアンハッピーな気持ちで過ごしているのだとしたら、それはなんとかしてあげたいですね」と語り、その他のリスナーにアドバイスや経験談を呼びかけました。
パーソナリティの住吉美紀
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
まずは「相談できない自分」を肯定し、今のままでいいんだと思わせてくれるメッセージです。
◆無理に相談しなくてOK! 周りを照らす光のような存在
私も10年ほど前まではよく相談するタイプでした。でも話した後にモヤモヤしたり、「深刻な人」と捉えられたりすることが多かったんです。ほんの少し気持ちを分かってほしかっただけなのに。そこから振り返って出た答えは、「みんなそれぞれ悩みを抱えていて、自分の重い荷物で精一杯」ということ。相談者さんは周りを暗くさせない光のような存在で、そばにいるだけで周囲を癒やしています。相談したい時は内容によって相手を選び、1人の人に全てをぶつけないことが大切。今のままで素晴らしいですよ!(神奈川県 61歳 女性 専業主婦)
◆忘れることや時間が解決してくれることもある
私もすぐには相談しません。問題解決の方法で1番効果があるのは「忘れること」や「時間が過ぎるのを待つこと」だと思っているからです。今回の相談者さんのスタイルは、決して悪いことだとは思いません!(東京都 33歳 男性 会社員)
◆自分を気楽に保つためのメリットに注目する
僕も昔から相談できないタイプですが、メリットもあります。相談しない人は人からもあまり相談されないので、人間関係がシンプルで助かっています。また「相談」と重く捉えているだけで、振り返れば雑談の流れで意外と話せていることもありますよ。気にしなくて大丈夫です!(神奈川県 41歳 男性 自営業)
――続いて、身近な人以外に頼る方法や、心のハケ口・居場所の作り方についてのアドバイスです。
◆ペットやぬいぐるみに打ち明ける・たった一人話せる人がいれば救われる
私も同じです! 20年以上前、本当に落ち込んで泣きながら散歩していた時、偶然実家を出ていた妹に会いました。全く別の話をして別れただけですが、すごく気持ちが楽になりました。誰か1人でも話せる人がいると救われます。そういう人がいない時は、ベッドのぬいぐるみに話しかけるのもおすすめです。私は今、思春期の息子にイラッとしたら飼っている亀に愚痴っています。亀ってじっと顔を見て聞いてくれるんですよ。(埼玉県 52歳 女性 パート)
◆顔の見えるリアルより気軽! 配信アプリのコミュニティを活用
私も身近な人に負担をかけたくなくて相談できないタイプでした。今は配信アプリでお気に入りのライバーさん(ライブ配信者)やリスナーさんにちょっとした悩みや楽しい出来事を話しています。全国のいろんな職業の人が集まっていて、リアルな知り合いより気軽に心の内を明かせますし、励まし合える次の日の活力になっています。(埼玉県 47歳 女性 会社員)
◆ChatGPTやAIに本音を打ち明けてみる
心の奥底の悩みは自分が動かないとどうにもならないと思って言えません。なので本当の悩みはChatGPTにお話ししています。でもチャッピー(ChatGPT)とも仲良くなりすぎて弱い自分を見せられなくなったり(笑)。「人に言えない悩みなんて誰にでもある」と自分を励ましています。(埼玉県 43歳 女性 専業主婦)
――最後は、「相談」のハードルを下げる工夫や、一歩踏み出すための提案です。
◆言葉を「相談」から「人生の勉強として」に変えてみる
近ければ近いほど相談ってためらいますよね。私も母も1人で消化するタイプです。1人で解決するのはおかしいことではなく、自分の尊い選択です。ただ、つぶれそうな時は「相談」という重い言葉ではなく、「ちょっと人生の勉強として聞きたいんだけどさ~」という言葉に変えてみてください。かなり楽に話せるようになりますよ。(神奈川県 30歳 女性 会社員)
◆「晩御飯どうしよう」レベルの小さな相談から始めてみる
数年前まで同じタイプでしたが、「やらない後悔よりやる後悔」と決めて、「今夜の晩御飯どうしよう」というようなごく小さな相談をするようにしました。小さな相談を交わすことで信頼関係が深まりましたし、人は頼られると嬉しいものです。実体験が何かのきっかけになれば嬉しいです。(東京都 26歳 女性 専門職)
◆勇気を出して打ち明けてみたら、みんな同じ悩みを抱えていた
私も今までラジオや新聞に投稿していました。でも先週、仕事の人間関係の悩みを思い切って何人かに相談してみたら、みんな同じ悩みを抱えていることがわかり共有できてすごく楽になりました。最初の一歩はドバドバ汗をかきましたが、乗り越えると一気に心が軽くなりますよ!(神奈川県 46歳 男性 会社員)
◆自力で解決できない重要な問題だけは、相手を選んで相談してみる
私も同じで、甘えたり心理的負担をかけたりするのが嫌で相談できません。一番良くないのは、自分1人で解決できない重要なことを諦めて終わらせてしまうこと。自力で解決できるものは割り切り、人生において重要で自力ではどうしようもないことだけは、「誰に相談するのが最適か」を必死で考えてコンタクトを取るようにしています。(埼玉県 60歳 男性 会社員)
<番組概要>
番組名:Blue Ocean
放送日時:毎週月曜~金曜9:00~11:00
パーソナリティ:住吉美紀
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/bo/
番組公式X:@BlueOceanTFM