藤木直人、高見侑里がパーソナリティを務め、アスリートやスポーツに情熱を注ぐ人たちの挑戦、勝利にかける熱いビートに肉迫するTOKYO FMのラジオ番組「SPORTS BEAT supported by TOYOTA」(毎週土曜 10:00~10:50)。8月15日(土)の放送は、パデル日本代表の畠山成冴選手が登場! パデルの魅力について伺いました。
(左から)藤木直人、畠山成冴選手、高見侑里
畠山成冴選手は、1997年生まれ北海道出身。幼少期からテニスに取り組み、高校時代はインターハイ準優勝、大学時代はインカレで2度の優勝を経験。大学卒業後にパデルを始め、わずか1年で日本代表に選出。全日本選手権では3度の優勝を誇り、日本代表キャプテンも務めました。さらに、2024年秋からは、ラケットスポーツ・ピックルボールにも本格参入し、パデルとの二刀流アスリートとして活躍しています。
◆テニスとパデルの決定的な違い
藤木:パデルはテニスに近いけれども、テニスとはちょっと違う部分があるんですよね。
畠山:そうですね。パデルは「テニスとスカッシュを足して2で割ったようなスポーツ」とよく言われています。一番大きな違いは、コートの周りが強化ガラスと網で囲まれていまして、テニスではボールが自分の横を抜けるとポイントになりますが、パデルは壁に当たったボールを返球してもプレー続行となるので、すごく奥深いスポーツになっています。
藤木:テニスの経験があればあるほど、新しい感覚に慣れない部分がありそうだなと思うのですが。
畠山:最初は「壁なんて使わないでボンボン打っていこう」と思ってプレーしていたら、テニスでは絶対に負けない友達にもパデルだと負けてしまったんです。そこで「パデルは奥深いんだろうな」「やっぱり、壁を使わなきゃ勝てないんだろうな」と感じて、分析を始めていきました。
藤木:(パデルプレーヤーの)小澤琴巳選手が番組のゲストにいらっしゃったときも、「スマッシュを打っても決まらない」とおっしゃっていました。
畠山:そうですね。相手がスマッシュを打つとき、逆に相手に向かって走っていくんですよ。そうすると、相手のスマッシュが自分のコートにバウンドして、壁に当たって戻ってくるので、そこを自分がネット前で打つと、一撃必殺のカウンターになるんです。スマッシュを打てばポイントが取れるというものでもないので、すごく戦略性が求められるスポーツになっています。
藤木:より頭を使うといいますか、入射角や反射角も考えなければいけないですよね。
畠山:本当にそうですね。あとは回転で跳ね返り方が変わったり、返球方法にもいろいろあって、面白いのが、自分のコートの壁にボールを打って、跳ね返して相手のコートに返してもいいんですよ。だから、壁を使ったほうがいいときもあれば、使わないほうがいいときもあって、僕は“時間を司るラケットスポーツ”だと思っているんです。いかに自分の時間を生み出し、相手の時間を削るかというところが大事になってくると思います。
藤木:同じラケット競技ですが、最初からやりやすかったですか? それとも、テニスとの違いがあって難しかったですか?
畠山:中級者くらいまではドドドといけるのですが、全日本選手権レベルになると、やっぱり、テニスのノリでは勝てない層があって、その選手たちに勝つまではかなり苦労しました。例えば、(強い選手ほど)ボールが速いので、もちろん壁からの跳ね返りも速くなって、ディフェンスがすごく難しいんですよ。
藤木:ということは、テニスと同じで“速いボールは効く”ということですか?
畠山:“速いボールは強い”のは間違いないですね。
藤木:でも、テニスでも活躍されていたのなら、球のスピードなら畠山選手のほうが速いのではないですか?
畠山:そこが自分の強みです。アタックスマッシュや速いボレー、ノーバウンドで打つショットだったり、身長が183cmあるので、そのリーチを生かした躍動感のあるプレーが強みかなと思っています。
畠山成冴選手
高見:パデルは今、世界で最も急成長しているラケットスポーツとも言われていて、特にヨーロッパでの人気の広がりがすごいんですよね!
畠山:そうですね。スペインを中心として、ヨーロッパにいる方は知らない人がいないんじゃないかというくらい広まっていて、南米や中東も実はすごく盛り上がっています。スペイン内の競技人口でいうと、サッカーを抜いてパデルが1位なんです。僕自身はヨーロッパにはまだ行ったことがないのですが、公園にコートがあるくらいの人気です。
藤木:そんなに人気があるなら、(現地に)行って少しやったら人気者になるじゃないですか(笑)?
畠山:そのぶん強豪がひしめいていると思うので(笑)。日本でも専用コートが必要というのはあるのですが、着々と普及してきていると思っていまして、国際大会も年に2、3回開かれたり、日本人でアジアや海外に挑戦する選手がすごく増えてきたりしているんです。世界的にすごく流行っているスポーツなので、日本も間にもなく(ブームが)来るんじゃないかなと思っています。
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<番組概要>
番組名:SPORTS BEAT supported by TOYOTA
放送日時:毎週土曜 10:00~10:50
パーソナリティ:藤木直人、高見侑里
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/beat/
番組公式X:@SPORTSBEAT_TFM