声優・歌手として活躍する水樹奈々がパーソナリティをつとめる
TOKYO FMのラジオ番組「水樹奈々のMの世界」
。9月25日(月)の放送では、お月見に関するマナー問題にチャレンジしていきました。
声優・歌手として活躍する水樹奈々
【マナーの世界 お月見編】
水樹:私、水樹奈々がさまざまな“マナー”に関する問題に挑戦していくコーナーです! 今年は9月29日(金)が「十五夜」「中秋の名月」ということで、今回は“お月見のマナー”に挑戦します!
今年6月の
井上麻里奈ちゃんをゲストにお迎えしたとき
に、セーラームーンつながりで月について学ぶ「MOONの世界」を実施したばかりですけど、今回は“お月見”という行事・イベントのマナーについて学んでいくと(笑)。
皆さん“お月見”はやっていますか? 水樹は、仕事帰りにふと空を見上げると“きれいなお月さまだなぁ”って思ったりすることはあるけれど、わざわざ中秋の名月の日にちを調べて「よし! お団子を用意して、すすきも飾るぞ!」みたいなことはなかなかしないですよね(笑)。
だから、まったく自信はありませんが、今回は“お月見のマナー”に関する問題が7問用意されているので、早速チャレンジしていきたいと思います!
【第1問】
「“十五夜”が毎年変わるのはなぜ?」
水樹:これはわかりますよ! 正解は満月になるタイミング、つまり、月の周期がずれていくから!
SE:ピンポン(正解!)
【答え】
「旧暦の8月15日に合わせるから」
【解説】
「十五夜とは“旧暦の8月15日”のこと。旧暦の8月15日を新暦に置き換えるので、毎年その日付は変わることになります。また、旧暦では月の満ち欠けのサイクルを1ヵ月としていたため、月の平均は29.5日でした。それを12ヵ月分カウントすると354日となり、新暦の1年と11日もずれが生じます。そのため、旧暦では2、3年ごとにうるう月を置いて1年を13ヵ月とし、暦のずれを解消させていたそうです」
水樹:十五夜の“十五”ってどこからきているんだろうって思っていたけど、8月15日のことだったのね。勉強になりましたね。
【第2問】
「お月見のお供物である“お団子”は何を見立てている?」
水樹:“何を”って月よ、月!
SE:ピンポン(正解!)
【解説】
「もともとは収穫を祈る意味で“お米の団子”を供えたことが始まりとされています。真っ白で丸い形を“満月”に見立てていて、月への感謝と健康、幸福を祈って供えられるようになったそうです。
水樹:“あのお団子って何味なんだろうな?”っていつも思っていたんですけど、ようやく謎が解けました(笑)。
【第3問】
「お供えするお団子は何個がベスト?」
水樹:ピラミッド状になっていて、そもそもベースは9個とか……あ、15個!?
SE:ピンポン(正解!)
【解説】
「“十五夜”という名前から、15個が定番です。もしくは、簡略して5個でも良いとされています」
水樹:めっちゃ原始的ですけど、立体的にお団子が盛り付けられているのを(イメージして)数えてみると絶対に15個(笑)。“十五夜”だから15個なんですね。でも、15個も食べられないよ(笑)。
【第4問】
「15個のお団子、どのようにお供えするのがベスト?」
水樹:だから……ピラミッド型!
SE:ピンポン(正解!)
【答え】
「“三方(さんぼう)”という器(もしくは皿)に白い紙を敷き、お団子をピラミッドのように積み上げてお供えをする」
【解説】
「三方とは、折敷に台がついたお供え用の器です。また、直方体状の台の3方向に穴が開いていますが、穴が無いほうがお月様側です。三方がない場合は、お盆やお皿にお供えしてもOKです。白い紙は、書道半紙やてんぷらの敷き紙などを使いましょう」
水樹:天ぷらの敷き紙でもいいんですね! そこは寛容な感じで。でも、半紙のほうが和紙ですし、いい感じに高級感が出てよさそう。
【第5問】
「三方に白い紙を敷き、ピラミッドのように積み上げた15個のお団子。お供えした後、いつ食べるのがベスト?」
水樹:これは“月を見ながら”だったら、いつでも大丈夫!
SE:ピンポン(正解!)
【答え】
「お供えしたらすぐ」
【解説】
「お月見では“月が見える時間に、月を見ながら食べるのが良い”とされていますので、お供えしたらすぐに下げ、すぐに食べてもOK。お団子はやわらかいほうが絶対においしいので、固くなる前に食べましょう!」
水樹:月見団子だから“やっぱり月見しながら食べないとね”と思いました。(お供えして)すぐに食べてもいいんですね! 月の神様は寛容です。懐が深いですね。
【第6問】
「十五夜の日、天気が悪くて月が見えませんでした。どうする?」
水樹:地上では雨が降っていたりしますけど、雲の上では(月が)出ているわけだから……濡れないところにお供えして、心の目で月を見ながらお団子を食べる!
SE:ピンポン(正解!)
【解説】
「中秋の夜に月が隠れると“無月(むげつ)”、雨が降ると“雨月(うげつ)”と呼ばれ、風情のあることとされています。悪天候で月が隠れてしまっていても乙なものなのです」
水樹:そうなんだ! でも、せっかくだったら(月を)見ながら食べたいですよね。
【第7問】
「お月見をしながら、お団子と一緒に飲みたいものは何?」
水樹:これは……緑茶!
SE:ピンポン(正解!)
【答え】
「もちろんなんでもOK!」
水樹:いつもの最後のサービス問題ですね(笑)。ありがとうございます。
*
というわけで、7問全問正解です! なんだか今までで一番しっくりこない感じなんですけど(笑)。でも、わりとみんなが知っている問題というか、難解なものはなかったですね。
お月見って風情があっていいですよね。お花見もそうですけど、日本だからこその文化のような気がするので、これからも大事にしていきたいと思います。 以上「マナーの世界 お月見編」でした!
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9月25日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)
聴取期限 2023年10月3日(火) AM 4:59 まで
※放送エリア外の方は、プレミアム会員の登録でご利用いただけます。
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<番組概要>
番組名:水樹奈々のMの世界
放送日時:毎週月曜 21:00~21:30/ FM愛媛土曜深夜1:30~2:00
パーソナリティ:水樹奈々
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/7