山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。今回の放送は三谷幸喜さんが登場! ここでは、最近れなちと共演した対談企画についてや、友達の定義について語り合った模様をお届けします。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、三谷幸喜さん
◆三谷「“友達なんだな”と思って」
れなち:早川書房の(イベント「ハヤカワまつり」内でおこなわれた)アガサ・クリスティー対談ありがとうございました。
三谷:ありがとうございます。
れなち:ただ、三谷さんがお客さんの前で「僕は友達が少ないので、山崎さんがクリスティーを読んでいなかったらどうしようかと思いました」って言われて(笑)。
三谷:そうですよ、本当に友達がいないですから。でも昔、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」をやっていた頃に頻繁にメールしていたことを思うと、今ほとんどメールも来ないし……。
れなち:ハハハ(笑)。でも、このあいだしたじゃないですか!
三谷:あ、いただきました。
れなち:本屋さんで三谷さんの……あれ何のポスターでしたっけ?
三谷:あれは……サプリの。
れなち:そうだ。その三谷さんのポスターを見つけたから、私がスマートフォンの内側のカメラで自撮りして、三谷さんの(ポスターの)ものまねをして送ったんですよ。
三谷:そうでした、ありがとうございます。
れなち:そうしたら、三谷さんから「これはどうして裏返しなの?」っていう全然思ってもないツッコミがきて(笑)。
三谷:なんかね、字が全部裏返しだったんですよ。
れなち:画面が反転していたっていう(笑)。
三谷:でもうれしかったです。“友達なんだな”と思って。
◆三谷幸喜の友達の定義
れなち:三谷さんのなかで友達ってどういう人たちですか?“仕事しない相手”ですか?
三谷:そうですね、仕事以外の時間で交流できる人ですかね。
れなち:三谷さんは、舞台や映画、ドラマとかお芝居の作品がメインのお仕事じゃないですか。
三谷:そうです。だから、僕の知り合いというと、だいたい俳優さんかスタッフだけなんですよ。
れなち:監督さんとかもそうだし……。
三谷:それと、山崎さんです。
れなち:ん? 山崎は何の芝居もしないですよ(笑)。
三谷:一緒にいても「今度、仕事しましょうよ!」みたいな攻勢もまったくしてこないじゃないですか(笑)。
れなち:確かに「三谷さんの作品に出してください!」みたいなこと言ったことないかも(笑)。
三谷:だから、一緒にいてすごく気がラク。
れなち:だって、演技ができないから出られないですもん(笑)。
三谷:なので、こういうラジオのお仕事とかは一緒にやらせていただくことはあるかもしれないけど、たぶん僕の本業では一生お付き合いすることはないです。
れなち:一生って言わないでくださいよ(笑)! 映画「スオミの話をしよう」のときに、セットを見学する動画には呼んでいただいたんですけど。
三谷:はいはい、本当に使い勝手がいい(笑)。
れなち:ハハハ! 何でも楽しんでくれる友達みたいな。
三谷:僕のやってほしいことをやってくれるし、言ってほしいことを言ってくれるし……このあいだの対談も、僕が言いたかったことがあって、なかなか言い出せないでいるところに、本当にいいタイミングで質問してくださるから「よく分かるな!」って。友達で良かったなって思いました。
れなち:良かったです、また便利に使ってください。
三谷:すみません、本当に……使わせていただきます。
れなち: はい(笑)。
<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈