山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組
「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」
(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。9月5日(火)の放送では、“ホリエモン”こと堀江貴文(ほりえ・たかふみ)さんが登場。日本の音楽業界の課題や、自身が企画する音楽フェスについて語りました。
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、堀江貴文さん
◆日本の音楽業界は非グローバル?
前日の4日(月)は、韓国でさまざまなセレブが集う特別ディナーに参加していたと言う堀江さん。そこには、X JAPANのYOSHIKIさんをはじめ、韓国の女性アイドルグループ・BLACKPINKなども参加しており、大いに盛り上がったそう。
この話に、れなちが「日本って、そういうのはあまりないですよね」と尋ねると、堀江さんも「そうですね、(日本は)国内でこじんまりと集まる傾向があって、韓国はグローバルに人を呼ぼうという意欲がある」と答えます。
さらに、日本の音楽・放送業界が内需に集中しているため、国をまたいだ交流が少ないとし、「これまで地上波テレビ局の力が強かったので、エンタメが完全に内向きで、内需で支えられていたから(世界にまで届かなかった)。だからみんな“BTSが世界で活躍しているのに、なぜ俺たちは世界に行けないんだ”と悔しい思いをしているのではないか」と語ります。
とはいえ、「日本の音楽業界は、世界で通用するポテンシャルを秘めている」と堀江さん。それでも、世界に発信し切れていない理由は“大人たちが本気で売りに行っていないだけ”。能力の有無以前に、発信するやる気や情熱が少ないからと指摘します。
「BTSも、最初はアメリカに住むアジア系の子たちから火がついて、そのファン組織が全米のラジオ局へ、草の根的にすごく売り込んだわけです。そこからヒットチャートに火がつき、世界的な人気につながったわけですから、日本人でも(同じことは)できる」と持論を展開します。
◆「地方」で催す新たなフェス
いつも新しいこと、やりたいことに挑戦している堀江さんですが、9月9日(土)には、大型フェス「BEPPU ONSEN SHOWER FES. 2023」を大分県別府市の的ヶ浜公園・別府スパビーチで開催。堀江さんが主催するこのフェスは、地元・別府温泉から湧き出る温泉水を使った約1,000トンのお湯を浴びながら、音楽と飲食を楽しむというユニークな試みです。
近年、各国で水を使った音楽フェスが催されていることにインスパイアされ、企画を考えたという堀江さん。また、地方で催すことでオーバーツーリズムの解消を図る狙いもあると言い、「日本は自然の宝庫だから、どこでも盛り上げられる」と自信をのぞかせていました。
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9月5日放送分より(radiko.jpのタイムフリー)聴取期限 2023年9月13日(水) AM 4:59 まで
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<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈