10月からスタートしたTOKYO FMの新番組「FM EVA 30.0」(毎週土曜 22:30~22:55)。『エヴァンゲリオン』シリーズにゆかりのあるクリエイターや歌手・声優の方々をお迎えして、知られざる制作秘話を伺ったり、作品をこよなく愛するアーティストの方々をお招きして、ご自身の『エヴァンゲリオン』体験を語っていただきます。
11月22日(土)の放送では、『エヴァンゲリオン』を愛してやまない乃木坂46井上和(いのうえ・なぎ)さん・賀喜遥香(かき・はるか)さんが、東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)で開催中の『エヴァンゲリオン』シリーズ30周年記念展「ALL OF EVANGELION」をレポート! 解説の特定非営利活動法人 アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC) 辻壮一(つじ・そういち)さんとともに、展示されている貴重な資料を見学しました。ここでは、『エヴァンゲリオン』の設定資料が展示されているブースを見学する模様をお届けします。
左から:賀喜遥香さん、井上和さん、辻壮一さん
◆井上和の夢
賀喜:あ、初号機だ。
井上:初号機! うれしい~! これ何でしたっけ?
辻:拘束機(正しくは、エヴァンゲリオン専用拘束兼移動式射出台)です。
井上:テンションが上がるやつですね。
辻:はい、これでビュッと上がっていきます。
井上:何度これに乗りたいと夢見たか!
賀喜:初号機じゃなくて、そっちに乗りたかったんだ(笑)。
井上:小さいときは、これで発射(射出)してみたくて(笑)。
賀喜:ハハハ(笑)。
井上:すごい夢です。この細かい発射(射出)するときの動作とかまで……。
賀喜:本当だ!
辻:これは多分、庵野(秀明)さんが描かれたんだと思います。
賀喜:え!? 絵うま! いや、それはそうなんですけど(笑)。
井上:改めてビックリしちゃいますよね(笑)。
賀喜:めちゃくちゃうますぎる!
井上:私は絵を描くのも好きなんですけど、初号機って他の機体に比べて模写がめちゃくちゃ難しくて。
辻:なるほど(笑)。
井上:機体を頑張って描いたりしていたんですけど、2号機とかのほうがまだ描きやすかったんですよ。だけど、初号機は本当に描くのが難しくて。だから今、初号機の頭の部分をいろんな角度から見て、改めて絵のうまさに感動しています。
賀喜:すごいね。
◆井上「オタクはこういうのが好きですよ」
賀喜:(碇)シンジくんの部屋がある。
井上:どこですか……本当だ! ダンボールがね、いっぱいあるんだね。
辻:あと、これは(葛城)ミサトさんのマンションの間取り図です。
井上&賀喜:えー!?
賀喜:助かる~!こういうの大好きです!!
井上:遥香さんから聞いたことのない声が(笑)。
賀喜:楽しすぎてどうしよう!
井上:ミサトさんの部屋は7.5畳ですって!
賀喜:初めて知った! シンジくん(の部屋)は6畳だよ。
井上:そうなんだ~。
辻:間取り図をガチ見していましたね(笑)。
井上:オタクはこういうのが好きですよね。
賀喜:大好きです!!
辻:楽しんでいただけて良かったです。
賀喜:こういう設定資料があってすてきなアニメができていると思うと、「ありがとうございます」っていう感じです。
――この後も、TVシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』のセル画や、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』のコーナーを見学し、興奮しっぱなしの2人でした。
<番組概要>
番組名:FM EVA 30.0
放送日時:毎週土曜 22:30~22:55