株式会社ジャパンエフエムネットワークが制作する、全国JFN系列22局ネットで放送中のラジオ番組「となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ」。意外とあなたの近くにある、地元で活躍するカイシャ。「そこに辿り着くまでの話」や「事業への想い」など、明日へのヒントになる話から、地域のお気に入りスポットまで、地域に密着してお届けする企業応援ビジネスバラエティプログラムです。パーソナリティは小堺翔太が務めます。今回は、エフエム宮崎で放送中の「ら・ら・ラジオ」パーソナリティ・奥山真帆がパートナーを担当。
4月25日(土)の放送では、先週に引き続きレボニティホールディングス株式会社 代表取締役兼グループCEOの齊藤慎介(さいとう・しんすけ)さんをゲストにお招きして、同社が注力する支援事業や今後の展望について話を伺いました。
(左から)パーソナリティの小堺翔太、レボニティホールディングス株式会社 代表取締役兼グループCEO 齊藤慎介さん、アシスタントの奥山真帆(エフエム宮崎)
◆多角化で広がる支援事業と人材定着の挑戦
レボニティホールディングスは、警備会社「株式会社セキュリティロード」を母体に、既存事業の進化と新規事業の創出に取り組んでいます。近年は「警備サービスプラスアルファ」を掲げ、デジタル化支援や障害者就労支援、海外展開など、多角的な事業開発を進めながら成長を続けています。
その取り組みの1つとして紹介されたのが、グループ企業「株式会社エイジングファン」です。同社は障害者就労支援を中心に事業を展開しており、特に発達障害のある大人に向けた支援に力を入れています。齊藤さんは「メンタル不調で休職される方がいらっしゃると思いますが、そういった方の復職支援をしたりしております」と紹介します。
さらに特徴的なのが、グループ内の警備スタッフへのサポートです。障がいのあるスタッフや一般の警備員に対しても、メンタル面の支援をおこない、安心して働き続けられる環境づくりを進めています。支援のプロセスは、まず生活面の安定から始まります。生活リズムを整えながら自己理解を深め、「自分にとっての得意・苦手」を把握していくことが重視されています。そのうえで、実際の就職を見据えた訓練へと進み、企業での職場体験なども通じて実践的なスキルを身につけていきます。
こうした事業が立ち上がった背景には、現場での課題意識がありました。もともと「セキュリティロード」では障がいのある人材の採用をおこなっていましたが、なかなか定着しない状況が続いていたといいます。その原因として、企業側の理解や支援体制の不足があったことに気づき、ノウハウを蓄積し現場に還元する必要性を感じたことが大きなきっかけでした。
同時に、発達障害のある子どもを持つ保護者の不安にも目を向けてきました。「どう育てていけばいいか分からない」「自分の子どもは就職できるのか」といった声を身近に感じていくなかで、社会的な支援の必要性を実感。そうした課題に応えたいという思いが、事業のもう1つの原動力となっています。齊藤さんは「この2つがきっかけで事業をスタートした経緯があります」と説明しました。
◆コアブックで進める理念浸透と組織改革
続けて齊藤さんは、社員を支える制度や組織づくりについて、現場の声を交えながら語りました。まず挙げられたのは、社員の安心を支える福利厚生です。業務外での病気やけがによる入院時に医療費を補償する保険を会社として整備しており、特にシニア層の社員から感謝の声が多く寄せられているといいます。齊藤さんは「非常にメリットが感じられる」と語り、安心して働ける環境づくりの重要性を強調しました。
一方で、これまでの歩みのなかには課題や失敗もあったと振り返ります。特に、人間関係や組織体制の未熟さが原因で人材が離れてしまった経験は大きな学びとなりました。「会社が未熟だったがゆえに人材が離れていく」という反省のもと、ガバナンスの強化や組織改善に取り組んできたといいます。また、「本当のパフォーマンスを発揮させてあげられなかった」という言葉には、適材適所の難しさがにじみます。こうした経験を「それがあったから今がある」と前向きに捉え、成長の糧としてきたそうです。
人材育成においては、理念や価値観の共有が重要だといいます。齊藤さんは「会社のことを理解することが非常に大切」と語り、経営理念やミッション、パーパスの浸透に力を入れています。価値観が揃わなければ考え方がばらつき、組織の歪みにもつながるため、ここ1、2年は特に注力しているといいます。
その具体策が「コアブック」です。経営理念や会社の方向性、規則、人事評価制度に加え、「売上とは何か」「利益とは何か」といった基本概念までを言語化し、1冊にまとめています。「社員それぞれ“当たり前”は異なる」という課題に対し、可視化によって共通理解を築いています。コアブックは各事業所で毎週30分の読み合わせをおこない、理念は毎朝唱和されています。創業以来の「日々が新(さら)」や「ありがとうの心」といった価値観を、日々の業務に根づかせる取り組みです。
レボニティホールディングスは今後、福岡への進出を皮切りに、2030年までに九州全域への展開を計画。現在およそ700名の従業員を2027年までに1,000名規模へと拡大し、海外事業にも乗り出すことで、2030年には1,500名体制を目指します。「ただ数を多くするだけではなく、お客様や地域に必要とされる、なくてはならない存在として成長していきたいです」と齊藤さんは力を込めました。
「となりのカイシャに聞いてみた!supported byオリックスグループ」では、
番組公式Instagram
もスタートしています。
----------------------------------------------------
音声版「となりのカイシャに聞いてみた!」
----------------------------------------------------
<番組情報>
番組名:となりのカイシャに聞いてみた!supported by オリックスグループ
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国22局ネット
パーソナリティ:小堺翔太